2-7 年長2

 前回はつばめ組になって一番思い出になっていることの話だった。

 今回はなんだろうなー。日常?思い出だからクソもないな。

 要はよくやってたことですね。



 この頃はよく園内で一番人気だったスポーツ。それは、野球である。

 男は野球か以前紹介したアヒルホッケーかの二択だった。

 野球は特に人数制限があり、参加できない人がいるほどだった。

 できなかったとき俺はもう一つのアヒルホッケーに行くか野球のボール拾いをしていたのがほとんど。

 さっきの言い方で察した人ももしかしたらいるかもしれない。

 これはただのというか普通の野球ではない。ピッチャー役の先生一人が出したボールを一人ずつみんなで打つというものだった。

 想像するとバッティングセンターに近いんじゃないかな。まあそんな感じ。

 バットに限りあるうえにみんなあまりバットを自ら他人に渡したりしなかったから実質人数制限があったってこと。少しバットが足りないくらいなら数人が渡せばそれで済むんだけどそうじゃないやつが多かった。

 俺はどちらかというとみんなで楽しく遊ぶタイプだったから毎回足りない人に渡して自分の番が来たら他の人に譲ってもらう感じでやってた。


 もちろんボールにも限りはある。無くなればみんなで集めるのがルールだったんだけど、多くの奴らは自分の近場で集めていた。だけど、当然遠くに飛ばすやつもいる。園外とかね。俺はよく探す場所があった。一応園外だと思う。うちの幼稚園の隣に同じ大学系列の保育園があって、そことの間に道みたいな広さの柵と柵の間の空間。俺は毎回ボールがなくなったときと自分が打ったときにこのあたりのボールを回収して戻っていた。

 しまうときに数を数えるんだけど、その時にも多くやつらは帰るんだけど、俺はボール探しを手伝ってありがとうって言われてたな。今思い出した。




 もう一つスポーツとは別でやっていたことがあって、それが花の蜜を吸うってやつ。

 やったことある人もいるんじゃないかな。

 俺は仲のいい友達に「この花って蜜吸えるだぜ」みたいな感じで誘われてやってた。花の種類なんて当時は気にしてなかったし興味もなかったから正確にはわからないけど、ツツジかハナミズキあたりだったと思う。ピンク色の五枚ほどの花びらで合弁花類のやつ。

 改めて調べてみるとなんとツツジには毒のある種類(レンゲツツジ)がいるそうで気を付けたほうがよかったみたいです。これを読んだ方がどれくらいの年代の方かわからんけど、将来・今後、自分の子ども等ねちゃんと注意するか調べるかして中毒とかにならないようにしてあげてくれ。



 今回はそんな感じかな。

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