2-4 習い事2

 今回は前回の続き。

 5歳のころに始めた習い事の話。

 ずばり、水泳。

 水泳は母親がやっていた方がいいと思って通わしてたみたいです。

 たしかに水泳って海やプールとかでも自分の命を守るためにもいいと思う。

 全部できる必要はないし。最低限、水に慣れることが大事というか。溺れる可能性が減ればいいと思う。そこから先、つまり泳げるようになりたいかどうかは本人次第。



 うちのところはプール大きいけど周りのみんなが知っているようなところではなかった。訊かれて答えればどこそれ?といった具合。家から車で十分くらいだった。ある級の区間ごとにクラスが分けられていた。細かい区間は覚えていないが20級からあった。最初は水に顔をつけるところから。このあたりはほとんどが同年代で台が沈めてある。だからここで溺れることはない。試験に合格すると次の級に合格した証明を持って受付の人に合格しましたと言ってお金を払いワッペンをもらう。このワッペンは水泳帽につけることで先生たちは把握している。飛び級も存在する。ほとんど起きないが試験で例えば15m泳げたら合格のところ25mまでいけたとなると25m泳げることが合格条件のところまで合格できる。当たり前のことであるが結構すごいと言われていた。また、クラスごとに練習内容ももちろん違う。さきほど言ったようにまずは顔に水をつけるなど慣れる。その後泳法に移る。このあたりは他と違いはあまりないと思う。クロールをして背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライと。バタフライまでマスターすれば1級の人の試験が終わる。周りを見た感じここまで来るに小学校高学年が多かった気がする。というかほとんどだった。

 ここで終わりではなく、この上に星級と呼ばれるものがあった。こちらは星10級から始まる。先生たちは中学・高校クラスと呼んでた。俺がいたときは一番上が高一だった。俺は星7級までしか行けなかったけど星2級ぐらいの人だった。めっちゃ速くて練習のときいっつも後ろから抜かれてた。




 少し時を戻そう。5歳で始めた水泳。一度やめようと思った時がある。いつのタイミングか覚えてないんだけど、25m犬かきっていうのがあってそのとき習った犬かきが顔をつけてやる一般のと違うやつだったらしい。これが嫌いで泣いて親に辞めたいって言った。そしたら先生がもうやらないから続けて、やめないでって言った。やらないと言われた俺はもうちょっと続けることにした。今思えば息継ぎなしだったから潜水の練習だったのかもしれない。



 小三~小四までの一年。学年が上がる直前のこのタイミングで俺は水泳を辞めた。理由は疲れたから。一時間で何kmも泳いでいた。小学生ぎりぎり下級学年の俺にはしんどかった。だって練習内容が中学生と同じだったから。そう、俺は小三で星級にいた。周りに友達もいない状況で(今までの級にはいた)ただ一人小学生がいてそれも6個以上歳も違う。史上最年少だったかもしれない。先生のクラスの呼び方から小学生が来ることは今までなかったんだと思う。

 星級の試験は今までとは違う。100m個人メドレーでタイムを計る。前回のタイムを上回れば合格といった感じだった。記録のない星10級は楽だと言える。泳ぎ切ることが条件だったのかな。そこで俺は02:46だったかな。俺にはこれが速いのかは今もわからない。誰か詳しい人コメントで教えて。まあ速かっただろうね。飛び級した。星7級に。10→7。さすがにビビった。というか受付の人も驚いてた。

 気づいた人もいると思うけど次の試験で自分のタイムを超えなきゃいけない。俺は超えることができず水泳をやめた。

 ちなみに俺が星7級になったタイミングで一緒にやってきた友達が二人星級に上がってきた。もちろん同い年。




 自慢が多くなっちゃったけどこの辺でかわいい話をして終わろうと思います。こんなに長くなるとは思ってなかった。好きだったのかな。付き合ってくれてありがとうございます。次も習い事です。



 月に一回と試験後に必ず親にねだっていたことがある。

 施設内にある17種のアイスを置いている自動販売機でアイスを買ってもらうこと。俺が当時一番好きだったのはクリームソーダ。今ないと思う。(一応調べた)他にもプリンとか抹茶、チョコ、チョコミント、キャラメル、昔のクッキー&クリームは食べた。

 みんなの好きな味もコメントで。

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