第66話
ビックポイズンスラッグを倒してしばらくの間、九階の探索を終えて十階への門を潜り十階の広場にたどり着くと通路を通り探索をしていく
十階の探索していると十階の初めての遭遇したモンスターはガーゴイルという石の石像と遭遇した
「ガーゴイル二匹とロックスライム三匹だ!近寄られる前に遠距離で攻撃するぞ!」
アルが指示を出した時には敵のモンスターたちは動き出し向かってきた。そんな向かってくるモンスターたちに全員で遠距離で攻撃していく
前衛のガーゴイル、ロックスライム二匹が後方の魔法を放とうとしているガーゴイルとロックスライムを庇いながら向かってくると遠距離攻撃が集中してガーゴイルとロックスライム二匹は倒された
庇われたガーゴイルとロックスライムから魔法攻撃が向かってきた。ガーゴイルからは闇属性の魔力が矢となりそれが十本向かってくる。ロックスライムが放ったのは小石を散弾の様に放つ魔法だ
「シェーレ!防ぐぞ!」
『分かりました、あるじ様』
アルとシェーレがユキとサフィの前に出るとシェーレの右のハサミから魔力の込められた拡散する衝撃波を放ち敵のモンスターたちから放たれた魔法の威力を落とすとアルが次に発動した無属性魔法の壁により完全に向かってくるモンスターの魔法を防いだ
『やってやるです!!』
『……食らえ』
魔力の壁がモンスターたちの魔法を防くと魔力の壁が消えたと同時にユキとサフィが遠距離攻撃をして攻撃していく
連続して放たれる闘気弾と水の弾丸にガーゴイルもロックスライムもその身体をボロボロにしていくと倒された
ガーゴイルとロックスライムの魔石とドロップアイテムを拾うとガーゴイルから魔像の心臓というアイテムがドロップした
ガーゴイルからドロップした六角形の魔像の心臓を調べてみるとこれを使えばガーゴイルやゴーレムなどのモンスターが作り出せる様だ
『それ?なんです?』
「魔像の心臓ってアイテムでこれでさっきのガーゴイルとかを作れるみたいだぞ」
『あるじ様、作るのですか?』
「面白そうだから作ってみたいけど作るとしたら落ち着いた時だな。それまではこの魔像の心臓がドロップしたら取っておくよ。探索に戻るぞ」
それから十階の探索をして現れたガーゴイルたちを倒していくが結局一つも魔像の心臓がドロップする事なく十階への門にたどり着いた
『魔像の心臓、全然出ませんでしたね。あるじ様』
『……きっとレア』
「サフィの言う通り滅多にドロップしないアイテムだったのかもな。みんな、次は強敵だけど準備は出来ているか?」
十階に進む門の前で順番を並びながら三人に準備万端か聞く
『ばっちりです!』
『大丈夫です。あるじ様』
『……ぶっ倒す』
三人共準備は万端の様でその身体から魔力や闘気を感じる。そんな三人に並んでいた冒険者たちは自分達と同等か格上の召喚獣から感じる魔力や闘気に反応して武器を出していたりしている冒険者も居た
そんな驚かしてしまった冒険者たちに謝りながら自分たちの番が来て暗く先が見えない門の中を潜って進んでいく
門を潜った先に居たのは十階で初めて遭遇したガーゴイルを強くしたモンスターアイアンガーゴイルとその取り巻きのガーゴイルたちだった
「遠距離攻撃で先制攻撃だ!」
『わかったです!』
『分かりました』
『……わかった』
常に肉体強化をして魔法や闘気での攻撃が出来る様に身体に魔力や闘気を満たしているアルたちから放たれた遠距離攻撃は先頭に居た十階層のボスのアイアンガーゴイルがその身体に魔力を纏わせて更に防御を固めて遠距離攻撃を受け止めて防いでいく
『ほとんど!効いてないです!』
『あるじ様!後方にいるガーゴイルがどうやらボスのアイアンガーゴイルの防御力を強化しているみたいです!』
「先にガーゴイルたちを倒さないといけないみたいだな。シェーレ、俺と一緒にアイアンガーゴイルのあの防御力が無くなるまで抑え込むぞ。その間にユキとサフィでガーゴイルを倒すんだ!」
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