89作目:期待の新人

 先輩の礼儀指導が異様に厳しい。「君、それじゃやってけないよ。諦めて身体でも売れば?」言われた彼女は今に泣きそう。「次、君。最敬礼」自分の番。ゴン、と鈍い音。俺の頭突きはセクハラ男にクリーンヒット。気絶した彼に吐く。「それじゃやってけませんよ?」セクハラも理不尽も、社会では粛清だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る