14作目:氷雪系最強

 俺のあだ名は氷雪系最強。

 と言っても、氷の魔法が使えるという訳ではない。

「シーツがシーッと敷いてある」

 そう、ギャグが寒すぎるのだ。

「ふふふ」

 突然やってきた転校生。俺のギャグで笑ってくれたらしい。

「氷雪系最強が居ると聞いて来ましたが、そういうことですか」

 実は雪女であると告白され、俺の表情は凍りついた。

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