第38話 1320 days

駅に向かって歩く人の群れ見てたら私は生きる道でなく今もう死ぬ道へ逆に向かってるんだな…と。

生と死で人生を挟んだ時に普通の人は生に向かって歩いて年を老うごとに死の方向に向かって切り返していくのかなって。

私はもう切り返し時点にいて死に向かって歩いてる。

前まで岡本とか呟いてたくせに今やもう早く死にてーだもん。

もう早く死にてーて言いながら生を謳歌するのもう嫌。だ。


この前長財布から中財布のブランドものに自分で買って切り替えたけどキャッシュレスでお金持たなさすぎて、下手すると52円しか持ってないから次は小さい財布に切り替えようって決めていつになったら変えるかな、まだ数年しか使ってないしな…思ってたら、ああもう財布を新しく切り替える頃にはもうこの世にいねえって気づいた。

最後まで小さい財布に切り替えることすらできねえのか。

まあ長財布をそんなすぐ捨てることはしたくないからいいんだけどね。

切り替えるために長生きするのもアホらしいし。


福岡に帰るけど治るのかなーこの気持ち。

でももう大学生からだしこっちきて加速して年々悪化して、もういっそゴール決めたら楽やんって開き直ったからこれ以上よくなることはねえか。


満を持して結婚した友達とかこの前長年付き合った彼氏と別れた女の子の話聞いてて本気で相手のことを好きだとか信頼を置いてるんだとか思った時、すげえなあ、と。

わたし思い返してそんな相手まじでいねえや…て。本気で好きな相手も信頼して泣ける相手も心中を吐露できる相手も。

異性同性ともに。

彼氏と別れた時泣いてたけどそれは思い返せば彼女というステータスをなくしたこと、別れを相手に切り出されたことに悲しかっただけで好きな相手に別れを切り出された、離れ離れになる寂しさに泣いたことないなって。


最近もう生活も価値観も違うのに信頼をおいてもう全てを収められる結婚できる選択をした人たちってすごいわ。


私はちゃんと死のうな。

こんなに計画して考え抜いて失敗したらもう生きろの啓示だから生きるつもりではいるけど、完璧に計画してるしもう既に計画して3年経過してるから頭もアホやないから失敗することは確実にないけどな。


20代の自殺者数カウントに1刻んでやる。


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