第32話 1350 days
死にたくてごめんなさい、死にたがりでごめんなさい、上手に生きれなくてごめんなさい、誰かに愛されるような可愛さや魅力を持ち合わせてなくてごめんなさい、弱くてごめんなさい。
あの酷かった時からずっと一人で泣くのも耐えるのもつらい。もうしんどい。そこまでこの世に未練なんてない。死にたい。
自殺してごめんなさい。自殺することしか考えてなくてごめんなさい。未来のこと語っておきながら1ミリも長生きする気がなくてあわよくば虎視眈々と自殺の計画を念入りにたててごめんなさい。
親を悲しませたいわけじゃないし、悲しんでくれる友人がいるかわからんけど、悲しんでくれる人を作りたいわけじゃないのよ。鬱病になって仕事を辞めるのと同じで、ただ人生という会社を辞めるだけなの。
悲しまないでほしいごめんなさい。悲しませるつもりはないんです。私の解放を栄転を心から喜んでほしい。賞賛してほしい送ってほしい。私の最後の我儘だから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます