ねえ、一緒に

 君はこんな星が綺麗な満天の星空の下、私に向かって銃口を向けている。果たしてそれの意味する所は分からないけれど、その表情は明るい。

「君となら、どこまでも行ける気がしたんだ。でももう、もう……」

 君はふっと目を伏せて、小さくなにかを呟く。それは銃声となって、私の耳をつんざいた。


 ────


 スロットメーカーよりお題を頂戴しました。

『満点の空の下で』×『拳銃を持って』×『「君とならどこまでも行ける気がしたんだ」』


2022.10.09

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