㊲ ルビを振ってくれぇーっ!
どうも、焼きそばにもやしはあり派のムタムッタです。
これまで各自主企画ごとに作品を拝読していますが、気になることとして一点。個人的なことです。読み進める前に、まずご自分のスタイルは大切になさってください。これはただの独り言です。
なにかというと、
できれば初登場の人物にはふりがな(ルビ)を設定して欲しい、ということです。
……いや、いいんです。
これは私が読んでいる時のわがままなので。そういうスタイルの方はつけなくても大丈夫。作品全体から考えれば小さなことです。公募でもルビの強制はないですしね(例外はありますが)。
初手でキャラクターの名前を覚えられないとどうにも読み進めにくい。私は特別漢字に詳しいわけではないので、勉強不足も否めませんが。
『山田太郎』くらいわかりやすい名前ならともかく、せっかく名付けたのですから、当て字などを用いる場合にはぜひ振り仮名はあって良いと思います。よほどのことがない限り、マイナス要素にはなりません。
それに、きっちり名前の上にルビがあった方が私にはスタイリッシュに見えます。
拙作、『ミミックボランティア』で例えます。
作品冒頭を引用すると(宣伝ではないですよ⁉︎)
○変更前
『最初に断っておくが、俺──漆葉境(うるはけい)は人間ではない、妖魔である』
別に気にならない人は気になりません。私もルビ機能に気づくまで上記のようになっていました。
せっかくカクヨムに()の中の振り仮名を変換してくれる機能があるので利用します。使い方は、()がある状態なら編集画面左上の『編集サイドバー』から『ツール』 → 『ルビの変換』を押すと()が《》に代わり、漢字なら自動でルビが付きます。
個別で付けるならルビを付ける範囲を指定して『記法と整形』からルビを押すと → 《ルビを入力…》が出るので、ここに振り仮名を入力。
以下が変更後の同文になります。
○変更後
『最初に断っておくが、俺──
ぶっちゃけ、この違いだけですがWordなどからルビ振り状態でコピーすると指定範囲の後ろに()で付く仕様となっています。
ルビを振ったかどうかで作品の良し悪しが決まるわけではないですが、これも字下げと同じく運営側が用意してくれている機能なので、ぜひ利用して頂きたいところ。
殊に、特別な読み方をする場合はルビ変換を使ってもらいたいですね。
私としては、作品の没入感が上がると思います。
ただルビを付けすぎると今度は読みにくいこともあるので、難読漢字に付ける場合は他の人の作品や文庫本などを参考にしてみると良いでしょうね。
Let’s ルビ振り!
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