小説の推敲の進捗:51634文字(+756)

 物理学が発達していない時代の小説に、「増幅」という言葉が出てくると引っかかりますか?


 広辞苑によると、増幅は、

 ①振幅を増加させること

  ※振幅しんぷくは『振動現象で、振動の中心位置から測った変位の最大値』のこと

 ②振動電流または電圧の振幅を増加させて大きいエネルギーの振動とすること。

 ③比喩的に、物事の程度を強め大きくすること。


 物理学用語(?)の増幅がまずあり、そこから③が生まれたとした場合、物理学が発達していない世界の小説で、増幅が③の意味で出てくるのは、個人的には違和感をおぼえる。

 ①と②の概念のない世界で、③が出てくるのは変だろうと思い、自作の表現を改めた。

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