第7話「ナチス第三帝国」
カルカッタを出港した
今津率いる艦隊は、独Uボート若干の邪魔はあったものの
順調にジブラルタルの港に入港した。
このジブラルタル海峡に到着する3日前に、日本帝国は。
「ナチス第三帝国に対して、宣戦布告したのである」
さらに日本軍がジブラルタル海峡に到着したとの報を受け
「ナチス第三帝国総統ヒトラーは」
エーリヒ・レーダー元帥を呼び出した。
「暫くして」
「コンコンとドアがノックされた」
「入りたまえ」
ハイルヒトラー
「海軍長官」
「敵の目標は判明しているのかね⁇」
「ハッ」
それが、我が軍が攻略中のマルタ島の防衛にきた模様です
「なに⁉」
わが軍の邪魔をしに来たのか
「そのようです」
「おのれ小癪な東洋の猿め」
我が第三帝国に逆らうとは・・
海軍長官
マルタ島の攻略急げ、そして日本の猿どもに我が軍の強さを見せつけるがよい。
「マイン フューラー」
よろしければ、空軍への出撃要請をお願い致します。
「・・・・」
わかった余が「ゲーリングに伝えよう」
「ハイルヒトラー」
海軍長官が退室し
「次に、ヒトラーは電話で」
参謀本部のヴィルヘルム・カイテル大将を呼び出した。
ハイルヒトラー
参謀長、マルタ島に日本海軍がちかずいておる。
「よもや、我がドイツ・アフリカ軍団の補給線に障害が起きるやもしれん
「余は海軍に出撃命令を出した」
「そなたは」
至急、ロンメルにトブルクの攻略を急がせろ
失敗は許さんぞ・・・
「わかりました」
再び電話かけ
「ゲーリングに出撃命令を下した」
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