/otosimono/from.html

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これは平和な中学校の休み時間のできごと。

出てくる人:

藤野 颯太ふじの そうた

水野 ちはるみずの ちはる


「ガシャッ」

突然、藤野の筆箱が落ちた。

蛍光ペン、メモ書き、シャーペンなどが四方八方に散乱する。

その音に気付いた水野は拾い始める。

そこへ、藤野が戻ってくる。

「あぁ、ごめん。えっと...拾ってくれてありがとう...」

「いやいや、どういたしまして。」

「いつも何かお世話になっている気がする...」

「大丈夫だって。私、みんなのお世話係みたいなものだから。」

「...」

「...そうなんだ。」

「ま、それじゃぁ次の時間移動だから用意して!」

「うん、わかった。」


このクラスでは、いつも誰かが誰かを支えあっている。

支えてもらえない人は全くいない。

たとえ、みんなについていけないような人であっても"のけ者"にされずに支えられて生活できる。

こんな平和な学級が自分の学校にもあるといいな...

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