スピード時代

今、私の中にいる赤ちゃん。アフターコロナのこれからの世の中に生まれてくる予定の赤ちゃん。どんな子どもに育っていくんだろう?喜びと期待と不安が入り混じる。AI時代の中で、また世界の政治勢力が変化している時代に…どんな風に子どもは育ち、生きていくんだろう?


第二次世界大戦が終わって7年後に生まれたママの時代には、洗濯機や冷蔵庫やテレビなどの家電すら家になかったらしい。家の中で七輪で魚を焼いて食べたこともあったって言ってた。昭和最後の年末に生まれた私の時は、まだインターネットは一般家庭には普及していなかった。で、この子の時代にはAIというロボットが一緒に生活するのだ。人に話さなくても、チャットGPTが会話の相手をしてくれる。どんどん加速する時代に「人間」としてどうやって育っていくのだろう?


何でも自由に可能にスピーディに出来ちゃう時代。もしかしたら、寿命はその分短くなって終わってしまうのだろか? 感じる間も味わう時間もなく時が進み、考える暇もなく自分の人生が進み過ぎて…、もしかしたら30才前にもう人生のすべき仕事が終わってしまうのだろうか?そんなの嫌だ。ゆっくりじっくり人生を歩んで行って欲しい。人間がロボットにならないためにも。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る