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「うっうっ…おっ、おねげぇします…! オラに魚を下さい…! でないと飢えて死にます……! オラは死にたくないです…――!」


 ジュンはタコ殴りにされた顔でテルキの足下に泣きながらすがりつくと懇願した。するとテルキは、魚をムシャムシャと食べながら上から見下ろして呟いた。


「そーかそーか、死にたくないか。OKOK、だったらこの場合アレしかないよなぁ。お前、俺が何言いたいか分かるか?」


「あっ、アレ…? えーっと、アレですか??」


「そーだよ、アレだよアレ。いちいち言わなくてもわかってるんだろ。じゃあ、取り合えずパンツ脱いで股開けよ。そしたらコレをくれてやる」


「っ…――!」


「どうした? お前も食いたいんだろう? どうせ、今さらじゃあるまいしよ。もったいぶってる気か? お前の十八番だろ。だったら早くパンツ脱げよ。身体で物々交換してやるって言ってるんだよ。この優しい俺様に感謝しろよな!?」


 テルキがそう言って偉そうに命令するとジュンは自分の唇を悔しそうに噛んだ。そして言われるままに泣きながらパンツを脱いだ。焼き魚一本で体を売る自分にジュンは悔しくて堪らなかった。だけど空腹は彼の精神を極限にまで追い込んだ。そして、気がついたらジュンはまたしても糞味噌に犯された――。




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