第2話 生きる、この動詞が悪
生きるなんて、わざわざ字として成立しないほうがいい
あきらかに生きているからだ
この生きるが、なにかと苦痛になりつつある世の中
生きていてよかったと言えるなんて、数えるほどしかない
あたりまえに生きているこの立場
場所が違えば、戦争と貧困の場所がある
それでも、そこで生きている
そして、この生きることをグダグダ述べているオレ
理路整然とではなく、単なる感想
これも魂という表現で丸く収まる
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