第34話 気軽に電話して
何かあったら気軽に連絡して欲しい。
いつでも会いにいくからさ。
そういった社交辞令が通じない奴が、まれにいる。
やんわりと迷惑だと伝えても、
何度も繰り返し電話をかけてくる。
驚いたことに、死んでもかけてくる。
通知された電話番号は彼のものだが、
地の底から響いてくるような風音しか聞こえない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます