第11話 女騎士 ヒルダの苦労

乙女にされてしまったヒルダは困り果てていた

誰も女騎士のヒルダと信じてくれない!


色々な男にナンパされるし

アラサーに近かった私はあのテンションや

若さについていけない!


王子の居る王宮とか入るのが不可能で

騎士団の詰所に行く!


騎士団の歩哨 門番には

ヒルダの名前を語るのはやめとけ

恐ろしき、おばさんに切り捨てられる!

と諭される


あと女性が騎士になるのは

大変だからやめておけ

あの行き遅れのヒルダのようになる!

ああはなりたくないだろう!


ブチブチブチ!


ヒルダはブチ切れた!

「そこになおれ!叩き切ってやる!」

剣をすらりと抜く!


そこからは大立ち回り

門番を倒してさらに増援にきた騎士達

5名まで討ち取り、


最後にはアベルと互角の戦いを繰り広げる!

「だから、私がヒルダだと!」

「そんな綺麗な乙女がヒルダな訳がない!」


ひとを何だと思っている!


「任務の宝石草だ!アベルなら信用できる

早く持っていけ」


「とりあえず私を兵舎で休ませろ!

あと騎士見習いの従卒を呼べ」


綺麗な女性に呼ばれて

ドキドキしながら従卒がくるのだが

ヒルダ並みに人使いが荒い、


服がぶかぶかする、

女騎士用のサイズの小さいものを用意しろ

あと身体を洗うので

大だらいとお湯を用意しろ!


見た目だけで

その後求婚者が増えて

苦労することになる

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