第22話 デスゲームコン用ストーリーのあとがき

 デスゲームコン作品を書き上げたので、あとがき的なものを書こうかと。

【デスゲームコンテスト】。

 最初は、デスゲームなんてムリだと思ったの。

 だって、人が亡くなるシーン、できるだけ書きたくない人だから。

 それなのに書いたのは、寄生虫の存在を思い出したから。

 そもそもの始まりはツイッターで見かけた警察博物館。

 制服フェチな鹿嶋は、警察博物館に行ったことがなく(存在自体知らなかった)、ぜひ行ってみたいと思ったわけさ。

 で、どうせ行くなら近くに面白そうな博物館ないかなーと思って検索して、ヒットしたのが【寄生虫博物館】。

 いやあ、一瞬にして脳内小学生時代にタイムスリップしましたね。

 小学生の頃、まるで脅すかのように保健室の机に貼られていた寄生虫のカラー摺りニュース。

 ミミズを見て気が遠くなる私は、食い入るようにそれを何度も見ては怯えていた。

 だって、見るだけで気を失いそうになるのに、体内にいるだなんて信じられない! しかも、わからない内に入ってくる可能性があるなんて!

 いくらホラー好きな私とて、生理的に無理なものは好きではない。

 そう。しかし、これを思い出したと同時に蘇った記憶がラムネ瓶のビー玉だった。

 なんとなく、うつくしくなつかしい存在。

 途端に、頭に咲いた〜のお話が脳内に浮上したわけです。

 きっかけって、どこで出会うかわかりませんね。

 でも、およそデスゲームのイメージではありませんでした。

 私の中では、複数人が一箇所に集められ、不条理なルールの元、命を奪い合うみたいなのがデスゲーム。

 悩んだ末に、ツイッター上で聞いてみたのです。

 メンタル的な滅び=死という概念で書いたお話は、デスゲームに値すると思いますか?と。

 答えはイエスでした。

 なので、【頭に咲いた白い花は幸せの象徴か】は、おぎゃあと生まれたわけです。

 どちらかというと、ホラーというよりヒューマンドラマ寄りの作品です。

 コメディ色がほとんどないこの作品、書くの本当に辛かった。で、書き上げてホッとしたのはいいけれど、次への意欲はまだ中途半端な感じ。

 まあ、今は少し休息の時なのかな?

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