11.8 やりたいこと

 昨日の日記に頂いたコメントがちょっと自分の中で考えたいことだったのでそれについて今日は書こうと思います。コロコロテンションが変わってしまい、「別人が書いてるんじゃないの?」て思われても仕方ないのですが、ちゃんと僕です。海音が書いてます。過去一長くなることが予想されます。40回しか書いてないけど。それと、最近はとある方を参考にしてちょっと砕けた感じにしてとっつきやすい文章にしてたつもりなんですが今日はそれができないかもしれません。そのへんもご承知いただけると幸いです。

 ではでは本題の方に。昨日の日記に頂いたコメントで、「好きなことを学び、とことん極めなさい」というコメ主様の恩師様の言葉について、自分の中でずっと向き合うことを避けてきた問題だなと思ったのでちょっと考えたり思い出したりしようって思いました。その後いろいろ考えていたら深夜一時過ぎててやべえなってなりました(笑)。まあとにかくそのくらい考えちゃうようなお言葉を頂いたわけです。

 「好きなことを学ぶ」って素敵なことですよね。だって自分の好きなことだから、努力や練習を苦と思わない、思えない。そうやって楽しく努力をしていくうちに能力も身についてくるのですから、「極められる」のも当然です。

 結論から言いますと、僕はまだそういった「好きなこと」、すなわち「本当にやりたいこと」というものを見つけられていません。正確には、「あったんだけど忘れた、失くした、見失った」のだと思っています。僕は高2でそろそろ進路を決定しなくてはいけません。一応理系ではあるのですが、脳味噌のつくり(?)が完全に文系で、今とても苦労しています。小さい頃から僕は海に関する研究をしたい、と思っていました。これはまじで幼稚園くらいのときから、ここまで明確にはないにせよ、漠然としたイメージはもっていたらしいです。海→自然→理科系という短絡的な思考回路をしていた僕は間違いなく理系に進むものだと思っていました。そして現在、この有様です。文転も考えましたが、「文系なら県外受験しなくても良かった」という親の言葉が一種の呪縛のようになってしまい、まだ決断できていない状況にあります。明らかな異変を感じたのは、この夏でした。僕はこの夏、ボロッカスな数学を何とかするために塾に行ってました。一日10時間程度。ほとんどは自習なのですが、その自習中にふと思ってしまったんです。「俺はなんでこんなことをしているんだろう、何のための時間なんだろう」と。担任の先生も、今年はまだ高2だからそこまで重く考えずに楽にしていていいよ、と言っていたはずなのに。そこからはあっという間でした。勉強に意味や目的を見いだせなくなった僕は、落ちるところまで落ちました。そして今に至ります。決して親や塾を否定しているわけではないんです。むしろ感謝しています。悪いのは一応僕なんですから。

 器用貧乏、という言葉ほど自分を象徴する言葉はないと思っています。ちょっと器用だから、割とすぐに上達する。でもあるところで限界が見える。その結果続かない。数えだしたらきりがありません。折り紙も、音ゲーも、書道も。続いているのは小学校からやっている金管楽器くらいです。色んな場面で次々と自分の実力をサラッと超えていく存在に出会ってきました。その殆どは高校に入ってからです。それも少なからず関与していると思います。

 でも、僕もいつかは「本当にやりたいこと」っていうのを見つけたいんです。だって、それに向かって頑張っている人って、楽しそうなんですよ。ほんとに。僕だってその感覚を味わってみたい。だったら人の何倍、何十倍も努力しろよ、って思うのが普通です。でも僕はそんなに強い人間じゃありません。楽な方に逃げる弱い人間です。だいぶ前にも書いたんですが、僕は努力というものが苦手です。もし明確な目的を持てたとしても続かないかもしれません。

 なに書こうか忘れちゃったな。こんなに長い文章書いたの久々だし。考えるだけで頭痛がしたり、吐きそうになったりするくらい避けてきた話題だったけど。考えるきっかけをくれたコメ主様に感謝です。まだちゃんとした答えは見つかってないけど、見つかればいいな、と思う今日このごろです。


今日の一曲

「これが僕の望んだ世界だ そして今も歩き続ける

                不器用な 旅路の果てに 正しさを祈りながら」

                      ロストマン(BUMP OF CHICKEN)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る