『3万PV感謝』人気VTuberとなって放送事故した俺だけどなぜかのほほんとしています。………  なんで? 『旧名 人気VTuberとなった俺だけど何故か放送事故したらリアルハーレムへ…なんで?』

古月

第一章~放送事故から~

第1話 放送事故

~1視聴者視線~


「ふぁ~仕事疲れたぁ……

今むー魔王様配信もうやってるかなぁ?」


そう言いながら俺は風呂に入り飯を食べながら

パソコンで閣下の配信を開く


「あと2分だったぁぁぁぁぁよかったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!…セーフセーフ……」


夜中に叫んだことに気付き防音でよかったと思いながら飯を食べる


そして時間になり閣下が100万人記念で作られた記念OPとグッズの宣伝を

見ながら閣下……配信主を待って1分

画面が変わり


「こんばんは部下達…王が来たぞ…

 ふっふっふ…闇夜が俺を待っている!」


と厨二病のような挨拶と共に

白髪で黒いマントに包まれた魔王感漂う

角を生やした少年が出てきた

コメント欄では


<コン魔王>

<コン魔王ぉぉ…相変わらずの

イケボすこすこ…>

<コン魔王!闇夜と共に!>


というコメントが流れ

魔王と言われている少年がさっきの感じ

台無しにラフに話し始めた


「まぁ挨拶は置いといて…コン魔王~元気

してたかな~部下達?俺はね~ちょっと

元気じゃないところがあるのかないのか…

まぁいつも通りではあるねぇ~」


と言いながら雑談を始める

そして配信終了時間間際になり


「もう時間かぁ……はやいねぇ?

そろそろこの辺で閉じましょうか

皆明日も来てね~おや睡魔~」


と別れの言葉を言いEDとグッズの宣伝画面を

見ながら3時間配信の余韻に触れる

その時


「疲れたぁぁ……緊張したよぅ……」


と画面から声がして画面に振り向く

すると再び声が出てきて察する

放送事故だ…と


「今日はほんと嫌な日だったなぁ……

大丈夫だったかなぁ…

なんで付き合ってって言ったのそっち

なのにパシリ扱い+彼氏じゃない宣言されて

落ち込んでるんだろ……まぁ落ち込むか…」


とさっきの魔王様と同じ声だけどかなり

悲しそうな様子なのが画面越しに伝わってくる

するとドアが開いたのか


「兄貴~飯飯~」


という女の子の声が聞こえて


「ありがと柚木…」


と会話してるのが聞こえる

そして俺はウキウキしていた

どんな展開があるのかを


「なぁ兄貴…ドア越しにきこえてたけど

彼氏じゃない発言ってどうしたんだよ?」


「聞かれてたんだ……実は3年前…

ある女の子…幼なじみの紬いるじゃん…

屑薔薇紬(クズバラツムギ)って女の子…

その紬に告白されたんだ…だけどそのあと

彼氏たるものこれを買わなきゃとかこれやって

とかパシリ扱いされてね…ついに今日ドッキリ

という彼氏じゃない宣言をされたんだよ…」


コメント欄を見ると


<うわなにそれひっど>

<名前のとおりクズやな>

<パシリ扱いと彼氏じゃないドッキリか…

されてみたいな>

<誰か110呼べ>

<変態降臨!>


という発言が出ていた

ちなみに俺は普通に屑だなぁ…と思っていた。

そしてその後のコメで……


<屑薔薇紬?クラスにいるんだがwしかも

ドッキリ大成功ってLINEで通知もしてたしw>


という爆弾発言が落ちた

そして


<Nice 特定だ>

<魔王様の特定もできちゃうけど……>

<それは仕方がない だが魔王様の為だ>


と狂信者達が会話しはじめた


「でさ…色んなもの買ってあげてたから

どうしようかなぁ……って請求はしたけど」


「うち片親だし借金もあるしね…

今のところ兄貴のおかげだよ」


「ありがとう…」

と悲しい裏の話が聞こえた

おかげでこうやって生活することができたと

言っていたからかなり大変なんだろうと思う

早速俺は5万円を10回スパチャし給料の

2/5をあげた


これでも社長だ 助けてあげたいと思い

案件等の指示を出したのだった

その間に


「ゑ?放送事故?あっほんとだ あははは…

皆 バイバーイ!!」


と騒がしく魔王様が言って配信は終わるのだった



後日談


後にこの配信は伝説の放送事故として切り抜かれていった

配信だった………


???「いやならないよ!?」


なってます


???「えぇぇぇ………」

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