閉じる
表示設定
目次
心寄せて
波のように
打ちつける
心のハーモニー
寄せては
かえすを
繰り返す
ときには強く
ときには自信なさげに
砂浜に書いた
レター（文字）を消しながら
惹かれ合う
心のシンパシー
ざざぁーーん
シュワァーーーッ
ときには深く
ときには焦らすように
砂のお城は
すっかり消えてしまった
貝殻に耳をあて
返事が聞こえないかと
耳を攲（そばだ）てる
でも聞こえるのは
ただ風の音だけで
まるで繋がらない呼出音のように
でも代わりに
水平線がオレンジ色に染まりだすと
夜明けを知らせてくれる
ときには眩しく
ときには優しく
暖かい
その光は
代わりに会いに来たよと
微笑むように
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます