その優しさを信じたい

多くの人に

支えられてきた


たくさんのことを

教えられてきた


ときには頼られ

ときには尽くして

もらったことも


けして一人で

ここまできたわけじゃない


相手の自己満足かもしれない

その優しさは

もしかしたら


自分がそうなのかも

しれないから


それでも

あゝそれでも


その優しさを信じたい


その期待に応えたい

その恩を返したい


あゝそれでも


なぜずっと

一人ぼっちで生きてるなんて

思うのだろう


ずっと一人だったと


それは疑うばかりの

人生だったから


こんなにたくさん

人に、風に、水に、花に、雲に、星に

もらっていながら


あゝ信じたい

今、たった一つ


その優しさを信じたい


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