2022.10.19
昔何かのインタビューで田中芳樹先生が「小説家なんてなろうと思ってなる職業ではない。小説家にしかなれるものがない人間がやるもの」みたいなことを言っていて、当時ローティーンの私には何を言ってんのかわけがわからなかったわけだが、学校を卒業して社会の荒波に揉まれてみると、わかりみ~~~~と思ったりもする。
自分が小説家に相応しいと思うわけでは決してないけど、そもそも世の中のお仕事って人間が備える平均的な能力と比較して難易度が高すぎると思う。
いろんなバイト先でそこそこの数の「これ押しちゃうともうやり直せないから絶対間違えて押しちゃダメ」と言われるボタンたちと出会った。なんで人間ごときが使う機械なのに失敗しない前提なんだろう、と何百回思ったことか。
百歩譲って手術中の外科医なら絶対ミスが許されない状況もあろうが、バイト歴4日目の大学生とかが扱うには絶対間違って押しちゃいけないボタンってセンシティブすぎない?
なんだっけ、小説家のことを書こうとしてたけど忘れちゃった。
毎日変わり映えなくて特筆することがない日のほうが多いので、自然と文句に偏る。でも後から見返すと「ここからここまでイライラしてんな~」とわかって便利だからいいのよ。セルフ回診とカルテです。
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