詩

詩

恋（こい）

後悔（こうかい）

出逢（であ）ったのは暑（あつ）い夏（なつ）の日（ひ）

キミは恥（は）ずかしそうに

下（した）を向（む）いて何（なに）も話（はな）さなかったね

最初（さいしょ）は嫌（きら）われてるって思（おも）ってた

だからキミの友達（ともだち）とばかり

話（はな）してた

それから…

ダメだと思ったけど

本気（ほんき）の想（おも）いをキミに伝（つた）えた

心（こころ）の中では

NOって云（い）うよねって思ってた

キミがいいよって言った時（とき）

やっぱり…そりゃNOだよって

あの時

エ！って言っちゃったね笑

そしたらキミも

エ？って笑

それからキミとの物語（ものがたり）が始（はじ）まったんだよね

初（はじ）めてキミに触（ふ）れた日

初めてキミとひとつになった日

初めてキミの強（つよ）さを知（し）った日

初めてキミの弱（よわ）さを知った日

初めてキミの苦手（にがて）を知った日

初めてキミの得意（とくい）を知った日

初めてキミを悲（かな）しませた日

初めてキミが泪（なみだ）を見（み）せた日

キミの手（て）を離（はな）したこと

今（いま）でも後悔してる

黄橙色（もみじ）が彩（いろど）り

そして散（ち）り

白（しろ）い綿（わた）が降（ま）い

そして溶（と）け

桃色（さくら）の花（はな）びらが咲（さ）き乱（みだ）れ

そして散り

色のあった日々達（ひびたち）

もう二度（にどと）と虹色（にじいろ）の日々は来（こ）ないような気（き）がした

そして

あの大（おお）きな雲（くも）の夏（なつ）は来ないと思ってた

どうしてキミ手を離（はな）してしまったんだろう