Ⅱー3.適度な大きさ
O女子大の正門に健太はやって来た。恐い顔で睨み付ける守衛に向かい、入館理由を説明する。
「デッサンのモデル?」守衛は顔をしかめて聞き返した。
面会者、面会理由、訪問する場所を記入して暫く待っていると、麻美が迎えに来た。
麻美の案内に従い、美術室へと向かう。そこには5人の女子学生が腰掛けていた。
麻美は5人の女子美術部員に紹介する。
「今日のモデルをしていただく、相沢健太さんです。」
次に、「こちらから、美穂、香織」と元々の美術部員を紹介した。
2人は、軽い会釈をすると、健太の体型をじっくりと見つめた。
それから、「こちらは、明日香さん、遥さん、茜さん」と新入りの3人を紹介した。無意識ではあったが即席の美術部員の方は何故か『さん』付けしていた。
遥と茜は明日香が誘って連れてきた部員だ。
表向きの入部理由はデッサン会への参加であるが、実のところは明日香と同じくチ ンコ見たさの入部であった。
3人は、はにかんだような微笑みを浮かべながら目を合わせずに会釈した。
健太は『これからここでチンコをみんなに見せるのか』と思うと、緊張し始めた。
麻美は健太に洗濯かごとバスローブを渡すと、
「御手洗で、これに着替えて来て下さい」と言った。
それから麻美は出入口のドアを 開けると、廊下を50mほど先に進んだところにある男子トイレを指し示した。
健太が男子トイレの入り口を開けると、中は大きな個室になっていた。四畳半ほどの広いスペースに洋式の大便器、小便器、洗面台が置いてある。
女子大なのだから大学教授専用の男子トイレなのだなと健太は理解した。
トイレの中で健太は全裸になった。鏡に映った自分のチンコを見つめる。
彼の仮性包茎のチンコが洗面台の大きな鏡に映った。
このまま見せるのは恥ずかしいので、少し興奮させて大きくしようと考える。
と言って完全に勃起してしまっては変態と思われてしまう。
勃起しているとは思われない程度に大きくしなくては。
健太はスマホを開き、いつものズリネタに使っているアイドルのヌード写真を眺める。
その写真の顔と胸、股間の割れ目をしばらく眺めると、彼の息子はムクムクと反応し、亀頭がきれいに顔を出した。
しかし、ちょっとやり過ぎた。水平線より上を向いている。
『おーい、興奮しすぎだぞ』
彼はジュニアに声をかけたが、一度起ったものは、簡単には元に戻らない。
健太は少し思案する。難しいことを考えれば治るかな?と思い試してみる。
難しいことと言って一番最初に思い浮かんだのは二次方程式の解の公式だ。
(b-√(b^2-4ac))/2a
だったかな?
などど考えているうちに息子の反抗期は終わり、丁度良い大きさになってきた。
その大きさを確認すると、健太はバスローブを羽織り、脱いだ服の入った洗濯かごを持って、美術部員が待つ美術室へと向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます