エクストリームワールド

百円

地震

 一人の日本人と一人の宇宙人が家の中にいた。


 すると、地震が起きた。日本は地震大国と呼ばれているのだから、この程度の事は日常茶飯事だし日本人は驚かなかった。


「あ、揺れた」


「ギャあああああ」


 宇宙人は酷く動揺してテーブルの下に隠れた。 


「おいおいw 大袈裟すぎでしょ(笑)」

「だって揺れてるんだよ!この世の終わりだぁ!」

「ハハハ地震経験したことないのか?」


 しかし、地震は続いた。しかも、だんだんと強くなりながら······。


「おっ?ちょっとでかいな」


 パリンッ


 ガラスが割れた。


「キャア!」


 宇宙人はテーブルの下にいたから平気だったが、日本人は怪我をした。


「笑ってごめんな」



〈終〉

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る