20 /貴女

毎晩 気が合う貴女は

知らない寡黙さ

ガラスのように透けた眼

夢の詰め合わせ

狂人は誰か

狂人は 目覚めた声は

今日と明日を削ってゆく

遠く逃げても背後に佇む

美しいのは貴女

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