第12話【推しカプ】(<●>ω<●>)REC【実況】

*****



620:窓辺の席の迷探偵

疲れたー(‐д`‐ll)


621:恋する名無しさん

あ、戻ってきた


622:恋する名無しさん

遅かったなぁ

もう夜じゃん


623:恋する名無しさん

なんかトラブったのかなって話してたんだけど

なにがあったん?

スレ主??


624:窓辺の席の迷探偵

まず、推しカプ達が四阿から消えたじゃん?

アレね、お昼食べに行ったからだった

四阿の滞在時間、三十分くらいだったかな?

ほんと、ひと休憩してただけ

あの後探して、店に入ってくの見た


625:恋する名無しさん

あ、じゃあすぐに見つかったのね


626:恋する名無しさん

何食べたんだろ?


627:恋する名無しさん

学生だからなぁ

ハンバーガーとか?


628:恋する名無しさん

牛丼かもよ


629:恋する名無しさん

ファミレスじゃね?

いろんなメニューあるし

ドリンクバー頼めば、何時間も潰せるし

本があること考えると、ファミレスだろ


630:恋する名無しさん

喫茶店は??


631:恋する名無しさん

>>630

休みの日にまで、職場を思い出す場所に行きたいっておもうかなぁ


632:恋する名無しさん

それで、二人はどこ入ったんだよ??


633:窓辺の席の迷探偵

ラーメン屋

それも、ガッツリ系のとこ


634:恋する名無しさん

ラーメン屋、ラーメン屋かぁ


635:恋する名無しさん

お嬢様、食べきれたのかな??


636:恋する名無しさん

なにラーメン頼んだんだろ?


637:窓辺の席の迷探偵

ベテランバイトは、前に総長とご飯食べに行ったことあるらしいんだけど

その時もラーメンで、ニンニクマシマシ、チャーシューと野菜モリモリのやつ頼んでたってさ


638:恋する名無しさん

おいおい、まさかデートでニンニクトッピング頼んだんじゃ

((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル


639:恋する名無しさん

臭い苦手な人多いからなぁ、ニンニク


640:恋する名無しさん

美味いよね

美味いけど、ニンニクをデート時に食べるのはちょっと


641:恋する名無しさん

待て待て、早まるなおまいら

もしかしたら、普通のラーメンかもしれないだろ


642:恋する名無しさん

なんでラーメン談義してるんだろうな、俺ら


643:窓辺の席の迷探偵

何を食べたのかは、今度、お嬢様に改めて聞くとして

問題はその後起こった

二人はラーメン屋を出ると、駅ビルに入ってる大型書店に向かった

そこで、漫画コーナーを中心に見てたな

ここだと、総長が色々作品をオススメしてた

でも買わなかった

すぐ側を通って、会話を確認したベテランバイト曰く、


「いくつかオススメして、気になったやつあったらお試しで総長が貸すって話をしてました」


だってさ


644:恋する名無しさん

なるほど、お試しで借りて読んで

面白ければ自分で買うのか


645:恋する名無しさん

話題はずんだだろうな


646:窓辺の席の迷探偵

まぁ、すでに何回か本の貸し借りはしてたみたいだから

前に借りて面白かったやつを、お嬢様何冊か買ってた


647:恋する名無しさん

ふむふむ


648:恋する名無しさん

とくに、スレ主が疲れるようなことは起こってない、よな?


649:恋する名無しさん

この後にいったい、なにが


650:窓辺の席の迷探偵

まぁ、お嬢様が購入してたのが

オッパイがおっきなお姉さん達と同居する男の子の話だったり

おっパイが大きくて可愛い女の子を仲間にして旅する、男の子が主人公の話だったり


なんか、男性向けコミックが多かったのがちと気になった

総長、どんな作品かしてるんだろ


651:恋する名無しさん

んー、でも普通じゃない?

女性でも読む人は読むよ

オッパイが大きなお姉さんが出てくる漫画が好きって人、普通にいるし


652:恋する名無しさん

ハーレム物も、読む人は読むからなぁ


653:窓辺の席の迷探偵

あ、謎解明したわ

お嬢様が読むんじゃなくて、彼女のお兄さんが読むやつみたい


ベテランバイトが、お嬢様の借りた漫画の中身をたまたま見たことがあって、聞いたんだって

そしたら、1冊だけハーレム系が混ざってて、それをお兄さんが見つけて読んだら沼ったんだって


で、それから度々お嬢様に漫画買ってくるように頼んでるらしい


654:恋する名無しさん

>>653

>1冊だけハーレム系が混ざってて

下手すると家族会議案件じゃん


655:窓辺の席の迷探偵

まぁ、大事故に繋がりかねなかったけど

お嬢様はとくに気にしてなかったなぁ

そもそも江戸川〇歩愛読してるから


656:恋する名無しさん

〇歩作品とハーレム作品を一緒にするのもどうかと思うけど


657:恋する名無しさん

変態さん、多いもんね

乱〇作品


658:恋する名無しさん

自分を鞭で打ってくれっていう女性とか出てくるもんな


659:恋する名無しさん

というか、お嬢様の兄貴www

妹になんつー買い物頼んでんだwww


660:恋する名無しさん

通販じゃだめだったのかwww


661:恋する名無しさん

>>660

書店特典目当ての可能性微レ存

通販サイトでも、特典付くけど

書店のとは内容違ったりするし


662:恋する名無しさん

おかしい

ここは、お嬢様と総長のモダモダデートをヲチする場所のはずなのに

なんで、変態と書店特典が話題になってんだ??


663:窓辺の席の迷探偵

ここまではなぁ

すっごく、普通だったんだよ


664:恋する名無しさん

お?


665:恋する名無しさん

ということは?


666:恋する名無しさん

ここから普通じゃないことが起こるのか


667:窓辺の席の迷探偵

本屋で会計して

店を出たところで、総長が男の子に話しかけられてた

総長のチームの子ではなかった

その子は、総長になにか言って、チラッとお嬢様を見たかと思ったら

去っていった

心做しか、総長の顔が無表情で怒ってるように見えた


668:恋する名無しさん

ふむ?


669:窓辺の席の迷探偵

同時に、副総長と眼鏡二人から俺のスマホに連絡が入った

それによると、総長を襲撃しようとしてた別部隊があることがわかって

その別部隊に、総長のチームの子たち何人かがボコられて捕まったらしい

助けて欲しけりゃ、総長一人で指定の場所まで来いよというお誘いがあったんだと


総長に話しかけてきたのは、その襲撃者の別部隊の一人らしい

さすがに駅ビルの中で事を起こすのは躊躇ったんだろうな

総長に直に、喧嘩場所に来いって言いに来たみたいだ


670:恋する名無しさん

なるほどね


671:恋する名無しさん

お嬢様に危害が及ばなかったのは安心した


672:窓辺の席の迷探偵

総長は、お嬢様に真剣な顔でなにか言って、頭下げてた

お嬢様もそれに苦笑して、答えてた

たぶん、


「気にしないで」


とかそんなこと言ってたんじゃないかな

それから、総長はお嬢様を残してその場から去った


673:恋する名無しさん

え、お嬢様置き去り?!


674:恋する名無しさん

でも、駅ビルの中にいるんなら

そのまま帰れるだろうし

大丈夫だろ


675:窓辺の席の迷探偵

それがそうでも無かったんだよなぁ

ベテランバイトは気づいてたんだけど

ずっと、俺ら以外にも二人を尾行してた連中がいたっぽい

それを、逐一ベテランバイトは総長のチームの子たちへこまめに位置情報送ってたみたいだ

そういや全然、図書館入ってこなかったもんな、ベテランバイト

そういうの、たこ焼きとかパフェ食いながらチェックしてたのか


676:恋する名無しさん

ベテランバイトーー!!


677:恋する名無しさん

ベテランバイトが優秀な件


678:窓辺の席の迷探偵

総長が去って、お嬢様はそれをちょっと残念そうというか寂しそうに見送った

帰ろうと、改札まで向かったんだけど

それを尾行する奴らがいた

ベテランバイトがそれに気づいて、小走りでお嬢様のとこに行った

あたかも、知り合い見つけてテンション上がって声掛けた体を装ってた


679:恋する名無しさん

ベテランバイトーー!!


680:恋する名無しさん

なんなん、ベテランバイトが司令塔なの?

眼鏡の参謀が空気過ぎて


681:窓辺の席の迷探偵

バイト先の喫茶店だと、普通に司令塔やってるからなぁ

下手すると、店長より客のこと見てる

今回は別に司令塔ってわけじゃないけど

ただ、下手すると不良にとっては一番怖い子ではあるかも


682:恋する名無しさん

喧嘩がつよいとか?


683:窓辺の席の迷探偵

>>682

いや、全然弱い

怖いのは、司令塔とかの役割がハマってるとか、そういうことじゃなくて

不良限定で個人情報握ってるってこと

末端のやつの家族構成から失恋歴まで把握してるとか、怖いだろ

下手すると、幼稚園時代にお漏らししたことまで知ってるからな

普段はそんな風に見えないのに

だから、万が一にも店で暴れるような不良がいたら、その情報拡散するゾって脅すんだよ


684:恋する名無しさん

一番怖い人やんけ


685:恋する名無しさん

ベテランバイトは、情報屋やった方が稼げるのでは


686:恋する名無しさん

不良の世界を裏で操ってそう


687:窓辺の席の迷探偵

それでいて、不良の世界じゃ無名なんだよ

不思議だよね


688:恋する名無しさん

ベテランバイトがヤバすぎる人ってのはわかった

とりあえず、ベテランバイトがお嬢様の安全を考えて、彼女に声掛けして

それからどうなったんだ??


689:窓辺の席の迷探偵

ベテランバイトは、スマホ弄りながらお嬢様を改札までエスコートした

で、改札に着く頃には総長のとこの奴が来て、お嬢様を尾行してた連中を確保してた

けど、喧嘩になって大変な騒ぎになってさ

まぁ、その頃にはお嬢様は改札からホームに入ってた

念の為、ベテランバイトは電車が来るまでお嬢様に付き添って、電車はすぐに来たからそれ見送って

喧嘩が始まって騒然としてるとこに戻ってきた

お巡りさんが出てきて、止めてはいたんだけど

人数が間に合ってなくて、片方止めるともう片方が手を出すみたいな感じでさ

そこにベテランバイトが、すいっと間に入った瞬間、総長のとこの子達が大人しくなった

で、それを色々勘違いした尾行してた連中がさらに暴れようとしたところで


690:恋する名無しさん

(;゜д゜) ゴクリ…


691:恋する名無しさん

どうしたん??


692:恋する名無しさん

どうなったんだ!?


693:窓辺の席の迷探偵

尾行してた子達の中の、リーダー格っぽい子の耳元でなにか囁いた

そしたら、そのリーダー格の子が顔を真っ青にして大人しくなった


694:恋する名無しさん

ベテランバイト、何言ったん?!

ほんと、なに言ったん?!


695:窓辺の席の迷探偵

その後は、大人しくお巡りさんに連れてかれた

総長のところの子も、連れてかれた

喧嘩の原因を一応聞くってことになって

で、さすがに俺が名乗り出た

知人を尾行してた人達だーって説明した

総長のとこの子達は、その知人が危ないって思って動いたんだってのを、さっきまで、話してた

尾行してた連中が不利になるような事言ってきた

推しカプのデート邪魔しやがって、許さん

キィィィ!!((ヾ(≧皿≦メ)ノ))キィィィ!!


知人、つーかお嬢様は、それを知らずに電車に乗ったってことも話した

もしかしたらあとで連絡行くかもなぁ

疲れた


696:恋する名無しさん

それは、また


697:恋する名無しさん

おつかれー


698:恋する名無しさん

ま、まぁ、手を繋いだり

一緒にラーメン食べたりしたんだから、よしとしようや


699:恋する名無しさん

だな


700:恋する名無しさん

お嬢様に怪我が無くて良かったよ


701:恋する名無しさん

>>700

ほんと、それな


702:窓辺の席の迷探偵

まぁ、二人の距離は、少し近づいたし

うん、それで良しとしよう

また二人がデートすることになったら、掲示板建てにくるわ

そんじゃ(*´∀`)ノシ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る