第164話 今日の家庭科部の実習ではノンアルコールカクテルを作ってみたよ
さて、相変わらず夏休みが始まるまでは午前中のみで授業は終わり、午後は自由時間だが部活動があればそれに参加はする。
とはいえ来週からは夏休みに入るので、一学期の部活動は今日で終わりだけどな。
というわけで今日は家庭科部の部活動に参加する。
俺は念のため
”こんにちは。
今日の家庭科部の実習は何をする予定ですか?”
返事はすぐ帰ってきた。
”はい、こんにちは。
今日も調理実習をしたいと思います。
何を作るかはみんなで話し合って決めましょう”
”了解です。
あ、今回も動画撮影大丈夫ですか?”
”ええ、大丈夫ですよ”
というわけで、俺、
そして、
「こんにちは、いつも早いですね。
俺がそういうと
「こんにちは。
来週からは夏休みですからね。
一学期最後の部活動ともなれば気合も入るというものでしょう。
夏休みが終わっても、9月は体育祭の準備などがありますしね。
その後、10月に入れば文化祭で盛り上がりますが」
「夏休み中は学校に来て部活動をする予定はないからね。
今日も何を作るか話し合ってからスーパーに食材の買い出しにも行きましょう」
俺たちはうなずき、俺は言う。
「ええ、今日も授業も午前中だけで、部活動の時間はたっぷりありますしね。
そろそろ暑くなってきたし、なんか冷たくて美味しいものがいいかなと思うんですが」
そして
「あ、それはいいですね。
それならアイスリームとか、かき氷とかどうでしょう?」
そして
「アイスクリームは難しそうだけど、かき氷なら私もできそうだしさんせー」
それを聞いた
「かき氷ですか。
それもいいですね」
そこへ俺が意見を追加する。
「かき氷のシロップとか買うならモクテルことノンアルコールのフローズンカクテルにも挑戦してみたいんですがだめですか?」
「ノンアルコールフローズンカクテルですか。
それも面白そうですね。
予算的にシロップや割材の種類はそんなにたくさん買えませんが」
それに対して俺は答える。
「とりあえずシロップは”モナンシロップ”のカシスとピーチにコーヒーがあればそれっぽいものは色々作れるかなと。
割材としては無糖炭酸とか烏龍茶にオレンジジュース、グレープフルーツジュースやトマトジュースにジンジャーエール何かがあれば十分じゃないでしょうか。
あとはレモンやライム、ミントにイチゴとかも買えると なおいいかもですけどね。」
俺の言葉に対して
「それだけあれば確かに色々な種類のノンアルコールカクテルが作れますね」
というわけで俺たちはみんなでちょっと大きめのスーパーへ向かった。
そしてまずはアルコール飲料のおいてあるコーナーのノンアルコールの棚や製菓用材料のコーナーを見る。
「”モナンシロップ”のカシスとピーチにコーヒーがなかったらどうするか悩むところではあるんだけど……どうやらありそうかな」
俺の言葉に
「最近は製菓用材料としてリキュールやラムではなくシロップを置いてくれているスーパーも増えてきて助かりましたね」
「なるほど、普通にスライスアーモンドやパウダーシュガーとかも今は売り場が大きいスーパーなら売ってるもんな」
俺と大仏さんのやり取りを聞いた東雲さんが不思議そうに言った。
「そんなものも売ってるの?」
それに対して
「ええ、もちろん規模や総合スーパーのような食料品以外のものを多く売っている場所などでは売ってない場合もありますけど」
説明を聞いた東雲さんは首をひねっていた。
「なるほど。
そういう場合はどこに行けば買えるんだろう」
そのセリフに俺は言う。
「洋酒の心揃えが多い酒店ならあるんじゃないかな?
まあ、今だとそういう店を探すほうが大きいスーパーを探すより大変かもだけど」
「たしかに、そんなお店を探すよりは大きなスーパを見つけるほうが早そうだね」
俺たちのやり取りに西梅枝さんたちはくすくす笑っている。
そして飲料を扱っているコーナーで
「私は割材をジャスミン茶に挑戦してみます」
「んじゃあ、あたしは無難に烏龍茶で行くよー」
「んじゃおr手は牛乳にしておくかな」
それを見ていた
「やっぱり、お子様っぽいものを選んだー」
「でも、カシスやコーヒリキュールのカルーアミルクとかはカクテルの定番だぜ」
俺はそう答えておく。
「あと、今日は一学期最後の部活動だから打ち上げ代わりに軽食も作って飲み食いするのはどうかな?」
俺の提案に一番食いついたのは
「うんうん、それはいいね。
フライドポテトとかソーセージとか、チキンナゲットにハムカツなんかのカラオケとかでも食べるようなものがいいんじゃないかな」
「それは確かにいいですね」
というわけでフライドポテトやららんやらも買っていく。
「では学校に戻って調理実習に取り掛かりましょう」
フライドポテトとかソーセージとか、チキンナゲットにハムカツといったものを軽く調理して皿に乗せていく。
「うわあ、美味しそうな匂い。
早く食べよーよ」
そして、各自でカクテルを作っていく。
「
俺がそうきくと
「もちろん、あるわけないじゃーん。
秦ぴっぴつくってー」
「んじゃまあ、せっかくだしレゲエパンチもどきでもつくるか。
好みがわからんからシロップと割材の比率は1対4にしておくな」
「よくわからないからそれでいいよー」
「それは何をやってるの?」
「グラスを冷やす為と、グラスの中に積んだ氷を安定させる為にこうやってグラスの中を回して溶かしてるのさ。
本当はグラスを冷凍庫に入れて冷やしたほうがいいという話もあるけどな。
まあそれはともかくこうしておいたほうが、グラスを傾けた途端に氷が崩れて中身がこぼれたりするのを防げるし、冷たくて美味しくできるってわけ。
ちなみに酒の同数を厳格に管理するような几帳面な店では回して溶けた分の水をちゃんと切ってからお酒を注いで足が薄くならないようにもするらしい」
「へぇ、そうなんだ」
それからピーチシロップ1に対して水4の割合でそれぞれを入れてもう一度適度にかき混ぜて
「ほい、ノンアルコールのレゲエパンチ」
「ん、ありがちと」
そして
「こんな感じでいいのでしょうか」
「うん、さすが」
で、俺はと言うと冷凍庫で凍らせた牛乳とヨーグルトにイチゴシロップをフードプロセッサーに入れて適度にクラッシュしてからそれをグラスに注いでフローズンストロベリーミルクを作ってみた。
「へー、イチゴ牛乳もそうやってつくるとなんかおしゃれだね」
「暑い季節にはそういったフローズンカクテルもいいですね」
「うん、フルーツをキウイやパイナップル、マンゴーにして夏らしさを演出するのもありだね」
ちなみに
「シャーリーテンプルかぁ、それじゃあ俺も……」
と俺はミントの葉をライムが入ったグラスの中でつぶし、クラッシュアイスで満たして炭酸水を注ぐノンアルコールとのモヒートを作ってみた。
「本来はホワイトラムもいれるんですけどラムを入れなくても、こうすればモヒートらしい爽快な飲み心地を再現はできるらしいですからね」
「おお、おっしゃれー」
「本当、おしゃれですね」
こんな感じで一学期最後の部活動は和気あいあいと終わったのだった。
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