元気でした

すっごく元気でした


応援団をしたんです


今までの学校行事の中で一番楽しかったし感動しました


でも


でも


そんな高ぶった楽しい時間はあっという間に過ぎていく


結構仲の良い友達がいたんです


その子も違う団だったけど応援団をしていました


その子が応援団で知り合った人と付き合ったらしいんです


その子が幸せそうで


とっても幸せそうにデートの話をしてきたりします


惚気話をしてきます


私にはないようなキラキラした恋愛をしている彼女を見ると


妬ましいような悔しいような羨ましいような…


そんな感情が渦巻きまくったあとに襲ってくる虚無感…


どうすればいいかわかんないし


結局自分がなんでこんなに考え込んでるのかもわかんない


でも考えちゃうから…


勝手に頭が色々考えちゃうんだから仕方ないでしょ…


私は「考えることが好き」って学校で話したことがあります


疑問に思ったことや、社会的な課題、誰かが抱える悩み、誰かの思想や芸術作品、音楽や景色を見た時、評論や小説を読んだ時、心が動いた時


それを一回頭の中で色々考えることが好きなんです


1回と言わず2回、3回……何回も何回も思考を循環させるというかろ過させつづけるとうか…


結局、考えたことが何の役に立たなくても倫理観が欠落していても、誰も認めてくれなくても、面白みがなくても


考えているときは何だかんだ楽しかったりします


そういったものを作文やエッセイ、小論文やコンテストなどに出してみると結果を残せたり残せなかったり…


でも「考える」ということは私の中で「癖」になってしまっていた


趣味だと思っていたのに


いや、元々「癖」なのに趣味だと思い込みたかっただけかもしれない


まぁどっちでもいいけど


楽しく生きてぇなぁ


もっと自由に


契約のような人間関係に縛られず


何となく雰囲気とその場のノリで生きていけるような人が羨ましく見える

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