年代別殺人事件ファイル

第1話

9月26日午後7時、東京都御坂市内の路上。

夜道を黒のトレンチコートを羽織っていたピンクスーツの女が1人、歩きながらスマホを弄っていた。


女「『自分達のやる事は正義で、自分達に対する批判は許さないと言う典型的なタイプなんだと思は私は思ってます。

オジヤンが人望民の歌を作った時に大絶賛してた人間がどの口で風刺画を批判してんのか、ほんと片腹痛いですよマジで。

もしかするとギャグでそんな事言ってるのかもだけど。』っと」


すると次の瞬間、後ろから背中をナイフで刺される。

ブスッ!(刺す音)


女「っ!」←ブーッ!(口から霧のように朱い血を吹く)


(倒れる音)


そして男は馬乗りになりながらナイフで何度も刺す。


ブスッ!ブスッ!ブスッ!ブスッ!ブスッ!ブスッ!ブスッ!(何回も刺す音)


やがて女性は失血で動かなくなった。


男「あー…疲れた。」


女性をナイフで刺し疲れた男は、公園の公衆便所で血のついたナイフとレインコートを捨てて、近くの交番に出頭しそのまま逮捕された。そしてそのニュースを見たネットの住人達は皆一様にこう言ったという。

『これだから右翼は嫌いだ』と。

※この作品はフィクションです。実在の人物・団体等とは関係ありません。

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