第52話・子どもに見える神様?
実家の庭に今は水の入っていない池があるのだが、息子は歩けるようになった頃から時々その池のそばの何かを拝んでいる。
子どもはそういうの敏感だって言うし、何か見えてるんだろうなと思ったが、それは毎回ではないにしろ、2年以上たった今でも続いている。
話せるようになってから何がいるのか何度か聞いたが、「白い王子さま」「彦星さま」「神様」と色々。でも、白いというのは共通しているようだ。
ただ、何を拝んでいるのか正確にわからない。池のそばだが、池ではない。藤の木があるからそれか、少し大きな石があるからそっちか。息子に聞いてもそこははっきり教えてくれない。
特にやめさせたりはしないが、いったいいつまで続くのだろうとちょっと興味はある。
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