11歳 2カ月 愉快犯のピエロが謎の狂?強キャラな件について
2024年 5月〇日
俺は昨日、愉快犯のピエロとひと悶着があった件について、一応そう一応の念のために異能管理局に報告をしに行った。
いやまあ、影分身を経由してサクッと情報だけ伝えるって形でも良かったが、偶々に祝日で特に友達と遊ぶ約束とかもしてなくて暇だったから俺本体が報告をしにいってあげたわけだ。
サクッと向かって、異能管理局の長に事情を説明してあげる訳だ。
かくかくしかじかけいはっかくって言ってね。
そしたら、まさかまさかのこう返される訳だ。
「現在収監中の【異上魔上】達には特に問題は発生していません」
ってね。
あの時はマジで背筋がぞわぞわってしたね。
割と洒落にならない恐怖を抱いたわ。
でも【啓示】という異能を持っている小篠さんが頭部は本物だって言ってたから、いや、そんな訳はないって、慌てて異能管理局の長とその他、偉い人とか強い人を連れて確認に向かうわけだ。
最初見た時は普通に捕まってて、牢屋に入ってて、大人しくしていた。
特にどこにも異常は見られなかった。
だけど、牢屋から一回出して、触ってみたらわかった。
異常なまでに軽かったのだ。
まるでフワフワの綿あめですかってレベルで軽かったのだ。
まさかと思い、髪の毛を切ってみると、切った瞬間に髪の毛が文字通り綿あめになった。
は?と思いながら、一人適当に選んで、どうせ死刑だしとその場で俺がサイコロステーキのように切り刻んでみたら、全部綿あめになった。
これには俺もビックリ、皆ビックリ、そんであの愉快犯のピエロの異能はマジで何なのか分からなくなった。
いや。何だよ人間を綿あめにする異能って、それに、今日の朝の食事も普通に食っていたらしいからな、何だよ、食事をする綿あめって、どこの狂ったファンタジー世界ですかってな。
まあ、結局確認したら収監してた【異上魔上】全員綿あめになってました。
多分、異能管理局と警察が割と全力めで警備していて、もちろん牢屋の前には警察官、それも俺が特訓しているから、かなりの実力を持っているはずの警察官が2名もいて、念のためにと牢屋からも出らないようになってる筈の、犯罪者を十数名を誰にも気が付かれることなく殺害して綿あめで出来た偽物にすり替えるだけの力があの愉快犯のピエロにはあるってことだ。
うん、ヤバすぎワロタ。
多分、あの愉快犯のピエロはやろうと思えば総理大臣だって簡単に暗殺出来るだろうし、それ以外の何ならほぼ全ての国の全ての人間を自由に暗殺出来るだけの力があるってことだ。
それも偽物を作って暗殺されたって事実発覚を遅らせることも出来るっているね。
で、まあ、慌てて偉い人やらエロい人達が集まって今回の愉快犯のピエロについての緊急会議が始まる訳だ。
暇だったので、俺もそれを見ていたが、結局ろくな対策案が出ず、最終的に世界最強である俺に護衛してもらうしかないという結論に至った。
まあ、護衛いっても、昨日俺割と危ないレベルの不覚を取ってるから、自信をもって大丈夫ですとは言い切れないが、今護衛として重宝してる暗黒騎士であれば守ることに特化してるし、仮にあの愉快犯のピエロが襲ってきても大丈夫だと思う。
多分。知らんけど。
いやまあ、だってあの愉快犯のピエロの能力の詳細分からないもん、俺の異能と魔法を封じた手段も謎だし、どうやって捕まってる【異上魔上】を暗殺したのかも謎だし、それを綿あめで偽物を作ったてのも謎だし。
異能複数持ちという線も考えたが、それにしても強すぎるし、う~ん。分からん。
まあ、今俺が必死に考えた所でさして意味はないしね。それに最悪、俺一人であれば奥の手だってあるし殺されることはないだろう。
ぶっちゃけ昨日のアレだって、小篠さんがいたからせんかったけど、魔力が消失するいっても、消失までに少しだけ、ほんの少しだけだがタイムラグがあったから、そのほんの少しタイムラグの瞬間を狙って、魔力を全方位に全力で解放すればあの愉快犯のピエロ殺せそうだったからな。
まあ、そんなことをすれば小篠さんが巻き添えをくらって肉片すらも残らずに文字通り消滅する可能性があるけどね。
流石にそんな酷いことは出来ないよ。
小篠さんは友達なわけやし。
だから、大丈夫。俺は問題ないだろう。
まあ、ただ、今回の件で護衛依頼が増えそうだなっていう一抹の不安と、もうそろそろ始まる東京オリンピックに対しての不安がヤバいです。
絶対あの愉快犯のピエロ何かするじゃん。
語彙力が死んでいる気がしなくもないが、まあ、非常に不安ですね。
ただ、少しだけ、本当に少しだけとそれを楽しそうだなと思っている自分がいるのも、まあ事実やわ。
さて、後2、3か月後に始まる東京オリンピックはどうなることやらやらねぇ。
非常の楽しみです。
――――――――――――――――
普段野球を見ない作者ですら、今日の野球は見てたわ。
まあ、凄かったです。なんかもうただひたすらに凄かったです。(相変わらず語彙力死亡中)
ごちゃごちゃ言うつもりはないが、一言だけ言えることがあるとすれば。
【優勝おめでとうございます】
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます