　わかばマークおじさんが琴葉姉妹の新曲「まおうまだしなないで」を投稿した。わかばマークおじさんは2014年デビューで、ボカロの代表作が何かはよくわからないが、「些細なことで不穏になるずんだもんvs東北きりたん」のシリーズで知られている。ボカロよりむしろボイロトークで知られている。今年は殿堂入りを（ボカロオリジナル曲ではないが）出すなど好調である。

　ヒロモトヒライシンが重音テトの新曲「生活についての考察」を投稿した。ヒロモト　ヒライシンは2020年デビューで、代表作に「湿気に弱い」がある。これと「雨はヤだね」が1万再生を達成している。とにかく水が嫌いらしい。いよわや原口沙輔など大手が参加しているコンピレーションアルバム「全部俺　創刊号」にも参加している。これは音楽・絵・映像など、およそボカロ曲を投稿するのに必要なものを全て一人でやってしまう人たちの集まりである。つまりヒロモト　ヒライシンはマルチな才能があるということである。

　内緒のピアスが可不の新曲「ネクストドア」を投稿した。内緒のピアスは2021年デビューで、去年「プロポーズ」が伸びた。ついにプロポーズはハーフミリオンを達成している。これを含め2曲が殿堂入りを達成している。今年も全3曲が1万再生を達成するなど好調である。やはりこの人の可不には定評がある。

　ところで、ピノキオピーが全国ツアー「モンストロ」を行うことを発表している。ピノキオピーが全国ツアーを行うのは5年ぶりである。チケット販売期間は4/30までである。

　さて、歴代2位の26曲伝説入りを達成しているピノキオピーだが、「シックシックシック」が99.4万、「アップルドットコム」が98.6万、「愛されなくても君がいる」が97.7万まで来ており、それぞれ伝説入りが迫っている。今年中に伝説入り数を29までは伸ばしそうであり、さらに新曲を当てれば30曲到達の可能性もある。ピノキオピーは21〜22年の確変期が終了した感があるが、それでも安定して余裕の殿堂入りを続けている。しかし、ポケミクでは苦杯をなめた。2022年初頭のカップヌードル対決で爆死しているし、ピノキオピーは企画に弱いのかもしれない。

　ところで、阿修の「合成するミライ」が伸びている。どうやらプロセカに採用されたらしい。阿修はつい今月「乖離するゲンザイ」を当てたばかりであり、勢いに乗っている。なお、乖離は重音テト誕生祭2024参加曲で最も再生数の多い曲である。ドラゴン派生曲やオスターやスレイブや大漠を倒しているわけで、かなりすごいことである。また、熱異常やメリーゴーラウンドもプロセカ効果である。

　YoutubeではGuianoの羽累の新曲「faker」が初動42位を獲得したが、これはYoutube限定である。Guianoは最近はなかなかニコニコに投稿してくれない。まあスーパーヒーローがYoutubeで当たりすぎたので仕方ない。最近せっかく抜いたウミユリに抜き返されそうになっているが。これはウミユリの伸びが上がっているだけである。

　では、2日ぶりだが、3位グループにいく。

3位　メルト　　16,238,529(+2653)

4位　ワーエン　15,050,470(+3924)

5位　マトリョ　14,677,333(+2597)

6位　モザイク　12,705,699(+1835)

7位　アンマザ　12,267,785(+9922)

　二日かけても伸びが1万を超えないとは、アンマザもずいぶん伸びが下がってきている。しかし、やはりこの中でダントツで一番伸びていないのはモザイクである。これはモザイクが神話入り曲の中で唯一プロセカ入りしていないことが関係していそうだ。DECO*27が独立する前の曲であるから、権利の問題があるのかもしれない。

　22位グループときゅうくらりんも見る。

22位　ロキ　　10,144,251(+3058)

23位　ヒバナ　9,892,896(+7807)

24位　ベノム　9,804,840(+7563)

26位　フォニ　9,196,606(+10060)

31位　きゅう　8,615,653(+15451)

　久しぶりにフォニイがアンマザより高い伸びとなった。やっとフォニイに反撃のターンが来たわけだが、すでに307万以上まで差が広がっており、まだまだ厳しい戦いを強いられそうだ。そして、ヒバナがベノムよりも高い伸びを回復した。88000差まで詰められたが、再び引き離せるか。大きなスパンで見るとベノムがじわじわ差を詰めているが、どうなるだろうか。彼らがフォニイやアンマザの伸びを上回ることはあるのだろうか。