シンサーガシリーズNo.12

第8話 修練の戦い

　災厄の魔女、修練の戦い、世界を渡る力、混沌を生み出す器の主。

　普段は苦行者の首飾りをつける。

　限界値突破も持つ超越者。

　専用機に暴れまわる日々。

　シン

　「特機部隊、３７８回目の遭遇だ、久しぶりだな」

　ブライト

　「成る程、世界を渡る者か」

　シン

　「正解だ、ブライト大佐、難しい問題ではある、だが修練の戦いに果てはない」

　専用機のMK３G７、この戦いの形。

　戦いの修練、世界を渡る毎回の修練を重ねる。

　母体転生の繰り返し、修練の戦いの繰り返し。

　直弟子の呪い師九千人、直兵の性奴隷マージ兵全員、直部下のジョッカー構成員全員。

　SSランクのくノ一とハイマスターのシン、このSSSランクに勝つ修練の日々。

　我流の忍び、この果てはない修練の戦い。

　このSSSランクの３０才以上の３１才の若い男性と対峙した。

　シン

　「修練の戦い、わからないとは言わせない」

　若い男性

　「ああ、知っている」

　突撃、一撃に分身の術、挟み撃ちの一撃と一撃、防御とカウンターを払う。

　一撃に分身の術、虚と実を混ぜた戦い方。

　シン

　「背後に立つ暗殺者だ、忍びの女性用のくノ一と言う、暗殺と諜報の人種だ」

　分身の術、この他に幻惑の術、幻影の術、虚と実を駆使した暗殺者。

　シン

　「とある大天使が叫んだ、背後に立つ暗殺者がと、だが俺は疑問に感じた、暗殺者の戦いになんの恥かあるかと」

　この分身の実は火遁の術、焼き払う火炎と煙、この必殺を駆使した暗殺者の戦い。

　シン

　「沢山、沢山考えた、だが落城の記憶、忍者マスター、くノ一マスターの最後の戦い、だがあの少年は生きた、だから強くなり、だから」

　暗殺者の執念、暗殺者の修練、決定的な言葉、決定的な記憶、長い修練の果てを歩く暗殺者。

　シン

　「英雄よ、我が修練の犠牲者となれ、我が修練に果てはない」

　この味方の攻撃支援、分身の術、幻惑の術、幻影の術が増加。

　この英雄の必殺のカウンター、この身代わりの術にスイッチ、この背後から断罪の大鎌を振るう、この英雄の背後に現れた大天使。

　シン

　「現れたな大天使ガブリエル」

煙幕と逃走。

　修練の戦い、執念の戦い、大天使ガブリエルの言葉が災厄の魔女を駆り立てた。

　長い修練の戦い、長い執念の戦い。

　沢山のシン、この最初の転生者より派生した災厄の魔女。

　大天使ガブリエルと争う災厄の魔女。

　言葉が災厄の魔女を生んだ。

　伊賀を襲った織田信長も、混沌戦争中に伊賀の流れを組む魔女を知る。

　この修練の戦い、執念の戦い。