反乱者、観覧車

鏡に映ったショートカットの貴方は

まるで何かを見捨てたような

残酷な世界へ

鏡に反射した貴方の呪いはいつか

誰かを転ばせるような

そんな小さな災いの元になる



拾い集めた奇跡という名の

声の形は

金貨の代わりのどんぐりのような

変え難いもの


ほら耳をすます

帰らぬ人の

微笑みの

些細な繊細なあの頃の夢語り

夜に光る観覧車のよう



鏡に映ったショートカットの貴方は

まるで全てを知ったような

雲の上の世界へ

鏡に反射した私の心はいつか

誰かを悲しませるような

こんな些細なものじゃない



ねぇ耳をすませば

ほら耳をすませば

誰かの鳴き声も空となす

この心の叫び声は


ねぇまた会いたいなんて

ほらまだ空いてないなんて

空っぽな貴方の嘘の中は

いつの日か空と点が重なる場所へ



鏡に映ったショートカットの貴方は

もう守られないほどの

嘘つきと化した

鏡に反射した貴方の呪いは

いつか誰かを救う日が来るから

生きてる意味なんてなかったんだと

後悔するほどの人生を

そうかい、見せてくれるのかい

来世、来世来世、来世、螺旋


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