第4話
おもい脚を引き摺りながら
今日も私は終わりのない1日を過ごす
田畑を耕し
穀物を運ぶ
灼熱に晒されて
無心に身を任せて
夜を待ち続ける
幸せを語るピエロも
動く死体も
目を瞑り
耳を塞ぎ
口を紡ぐ
陽気なピエロも静まりかえる。
恐怖はいつも背後にある
身体を蝕み続け
少しの空腹を
少しの貧困を
少しの痛みを
変えがたい大きな苦痛に染め上げる
赤く染まり
黒く沈んでいく
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