44 白斑越し

 白斑越し 噛むぞ子な母 真忌み已み 今は花こそ 昔話触らし

 しらふごし かむぞこなはは まいみや(み いまははなこそ むかしこふらし)


  しら‐ふ【白斑白斑】、しら‐ふ【素面/白面】

  か・む 【醸む】、か・む【×噛む/×咬む/×嚼む】

  こ-な 【子な】子供たち。妻・恋人などを親しんでも呼ぶ。

  ま‐いみ【真忌(み)】

  昔話(むかしばなし)は民話のひとつ。「ムカシコ」

  ふら・す 【触らす】( 動サ四 )広く人に知らせる。言いふらす。

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