プロローグ
海斗視点
◆◇◆◇◆
こんなことになるなんて思いもしなかった。
直前までA判定で確実と言われていたのに……。
第一志望の東清大学に落ちるなんてありえない。
そこに通うことが僕の唯一の夢であり、希望だった。
でも、第二志望の京和大学に通うことになってしまった。
僕の隣で喜んでいた絋も慰めてくれている。
気持ちを切り替えなければいけない事くらい分かってる。
でも、そんな簡単には切り替えられない。
今はモノクロな世界だけが目の前に広がっているんだ。
———この時には思いもしなかった出来事が突然やってくる———
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます