20230226

僕はピエロにしかなれない

表で誰かを笑わせるしか

愚かで馬鹿げてるよな

笑ってくれ 笑ってくれよ


「自分で考えろ」なんて

僕には出来やしない

思考までも掻き乱されて

何も感じなくなった


幼い頃の淡い記憶

口止めされた「だって」

「文句があるなら言え」と

もうその口は無くなったんだ


嘲られ 蔑まれ

冷たく感じた住み

ただ陰に身を置いて

ひとりベッドに眠る

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る