ヘルモード 設定集

９章までの人物紹介

【９章での新設定・新規キャラクターなど】

〇竜神の里

　竜人が支配する里。ガルレシア大陸の西側の渦巻き状の半島。

・マティルドーラ　竜人の里を治めるため竜王と呼ばれる。齢５０００歳。体長１００メートル。種族は「応竜」で種族としての竜王ではない。

・アステル　死亡時齢３５歳。身長１７８センチメートル。３０００年前に世界を冒険した竜人。才能は竜騎将。試しの門の挑戦で最後の門番戦で死ぬ。

〇鳥人国家レームシール

　聖鳥クワトロを称える鳥人王国。竜神の里の隣国。

審判の門　試しの門

・エルギア　試しの門の門番。爪の門を任されている。光竜。瞬殺される。

・ロードメルク　試しの門の門番。牙の門を任されている。古代竜。圧倒される。

・メガデス　試しの門を管理している妖精竜の姿。昆虫のような薄く虹色に輝く翅をもつ。体長は１メートル以下。真の姿は１００メートル超の次元竜。性格悪そうな笑い顔をしている。形態変化ができる。時空神の使い。

〇神界

・アマンテ　女神。光の神。遥か昔、日と月を造った絶大な力を持つ神。今は行方知れず。

・アマンテ　女神。暗黒神。暗黒世界の支配者。絶大な力を持つ。魔族を従え、王城を構え、玉座の間には法の神アクシリオンの首がある。光の神に名前がびっくりするくらい似ている。

・デスペラード　男神。時空神。審判の門を管理する。メガデスを従える。紺色の長髪を腰まで伸ばしている。フワフワな真っ白な服を纏っていた。妻は魔法神イシリスを持つ。

・マグラ（仮名）竜神。作者によるいくつもの名前の変化を経たかわいそうな神。現在オフォーリアとつけられているが、作者の希望で３～４文字の名前が良いとされている。

　１万年くらい前に、世界を支配しようとして、神界に討伐されたらしい。

〇暗黒世界

・イルゼ　性別不明。暗黒騎士。頭までフルプレートで覆っている。暗黒神アマンテへの謁見を許されている。９章の終わりのポッと出。

〇アレン軍

・ライバック　４０歳前後のブロンド角刈りヘアー。顔も性格も固い。盾聖★★★。魔王軍との戦いで１０年要塞を守る。王国、王家への忠誠が厚い。エクストラスキル「絶対忠誠（ナイツオブラウンド）」。１０００人のラターシュ王国の近衛兵出身などの才能有（全員★３つ）の将軍としてアレン軍に本人の希望で加入。元近衛騎士団長だが、先王に仕えていた理由により、役職を解かれ、娘の指南役兼護衛にした。

〇精霊

　ムートン　大精霊。黄色いスライムの形状。毒と沼の精霊。３０００年前の竜人、ダークエルフによる試しの門攻略に参加。１人称は我。

〇聖獣

　クワトロ　聖鳥。４つの目を持つ。後頭部と背に１対ずつの４つの羽を持つ。黄色の羽で恰幅がよく大きなヒヨコのようだ。鳥Ｓの召喚獣となる。

【９章で追加・修正等があったキャラクター】

◎アレンの仲間達（廃ゲーマーのパーティーメンバー達）

・クレナ（才能：竜騎帝★★★★★）

　人族。女。アレンの隣の家の幼馴染。アレンと同い年。ピンクの髪に、ブルーの瞳。　天真爛漫な性格で、頭を働かすのが苦手。白竜や調停神などに対する慈愛の感情を見せる。　

　１章、農奴として生まれたが、領主の褒美で平民になった。

　５章、ローゼンヘイムの戦争で活躍し、名誉男爵となる。家名はまだ決めていない。家名をつけない可能性あり。

　８章、調停神によりエクストラモードになった。名誉男爵から男爵になる。

　９章、剣帝から竜騎兵★になる。その後、竜騎士★★、竜騎将★★★、竜騎王★★★★を経て、竜騎帝★★★★★になる。神技を手に入れる。

・ハク

　白竜の幼体。島のマスコット。

　５章、アレンたちが体長６０メートルの白竜を討伐した後に白竜山脈中腹に現れる。召喚獣を使っての餌付けを試みる。体長３メートル。

　７章、ヘビーユーザー島へ移動。

　９章、アレンの正式なパーティーの一員になる。体長１５メートル。

　幼体のため、ランクは１ランク低い。神器を宿すため、魔王からの支配を受けていない。

　試しの門攻略の際、白竜（ランクＣ）、光竜（Ｂ）、古代竜（Ａ）、次元竜（Ｓ）を経て亜神竜（亜神）に至る。言葉はあまりうまくない。クレナをママと呼ぶ。

・調停神ファルネメス（愛称：ファル、ファルちゃん）

　メルスを超越する働きたくない感を前面に出す駄馬。口調は優しく、１人称は「私」

　６章、バスクを乗せ、アレンたちと戦った。神を裁く上位神であったが、亜神にまで神力を失った神。

　７章、エールの町の牧場に住んでいる。出された牧草はきっちりと食べる。

　８章、クレナをエクストラモードにし、審判の場所を教えていた。

　９章、実は審判の門の管理をしていた神だった。アレンと契約し、クレナに力を貸す。

・メルル（才能：魔岩王★★★★）

　ドワーフ。女。バウキス帝国出身。たれ目で褐色の肌に、おかっぱ頭で薄緑の髪。緑の瞳。背はアレンより頭１つ分くらい小さい。１人称は僕だが女の子。服装は短パン派。アレンと同い年。５人兄妹の末っ子。５巻の表紙は神。　明るい性格で、カッコいいポーズをとることができる。ゴーレムのタムタムを操る。チーム内の「かわいい」担当。

　３章、学園で２年生時の春、バウキス帝国から留学してきた。目的は留学給付金で家族の負担を減らすため。

　４章、バウキス帝国の魔王軍の窮地に才能から選抜隊として招集される。なお、そのほか才能のあるドワーフも選抜されるが、彼ら彼女らは学徒隊。

　５章、Ｓ級ダンジョン初回討伐報酬で、魔導盤の穴は両面で２０個有。

　７章、魔岩王★★★★となり、ヒヒイロカネゴーレムを操る

　８章、名誉男爵から男爵になる。

　９章、ダンジョンマスターディグラグニ討伐により、魔導キューブ（石板３０個はめられる）を与えられる

・タムタム　

　メルルのゴーレム。名前の由来はメルルの父が買ってきたタムタムの苗木からつけられたもの。メロンのような果物で本来は甘いが、栄養不足などの理由で、甘くない果物が実った。口調がシステマチック。

　５章、本体用石板が揃い、初お目見え。

　９章、ダンジョンマスターディグラグニに生命を与えられる。

・シア＝ヴァン＝アルバハル（才能：拳王★★★★）

　虎の獣人。金茶色の瞳。髪は黄と黒の縞模様。細く引き締まった筋肉と髪を肩まで伸ばした女性。軽装の鎧を着ており、武器はナックル。獣人帝国を築くためアレンの仲間になった。

　獣王位継承戦中。アレンと同い年。獣帝国を建国したい。

　どこで拳王になったか作者が探し中。

　６章、初登場で魚人国家の国王を脅迫する。

　７章、父王にボコボコにされる。

　８章、目の前で長兄のベクを失う。ドゴラが気になる説。

　９章、獣王位継承権を放棄。獣神ガルムによりエクストラモードになる。

・ルークトッド（才能：呪霊使い★★★）

　ダークエルフの王オルバースの息子。銀髪の髪。褐色の肌。金色の瞳。見た目８歳の少年だが、アレンと同い年。精神年齢どおりのエロガキで、いたずらばかりしている。

　７章、初登場。黒魔導士★★になる。

　９章、大精霊ムートンと契約をする。エクストラスキル「毒沼津波」獲得。呪霊使い★★★に転職。王の器が見えてくる。

【９章で大きな変更点のないキャラクター】

※各章での活躍等を記録するため、分かりやすくしています。

※ハバラク、カサゴマは転職、神技を手にしたりしたが、こっちに記載。

◎アレン（才能：召喚士★★★★★★★★）

　主人公。クレナ村の出身。前世の名前は山田健一、前世では３５歳。この世界唯一のレアスキル召喚術を駆使する。甘党。アルバヘロンという空を飛ぶ魔獣にちなんで父ロダンから名前を付けられた。　お酒は苦手で好きではなく、「ゲーマーは酒を飲まない」を信条としている。　黒目黒髪で容姿は端麗。悪いことばかり考えている。

　いくつも格言を持っているが、盗賊がＳ級ダンジョン最下層ボスで活躍するなど前世の価値観が覆りつつある。

　１章、農奴として生まれる。父ロダン、母テレシアの間に第一子として生まれる。

　２章、グランヴェル男爵家の従僕を経て、グランヴェル子爵家の客人になった。

　３章、冒険者ギルドで廃ゲーマーを設立。パーティーリーダー。

　５章、ローゼンヘイム参謀。Ｓ級ダンジョンを史上初めて攻略する。Ｓランク冒険者で、２つ名は「始まりの召喚士」。

　７章、アレン軍の総指揮官である総帥。

　８章、クレビュール王国の特命全権大使に就任する。以降、プロスティア帝国で特別な立場を持つ。

◎アレンの仲間達（廃ゲーマーのパーティーメンバー達）

・ドゴラ（才能：破壊王★★★★）

　人族。男。クレナ村の武器屋の息子。アレンと同い年。ジャガイモ顔。茶髪。体格は大き目。

　英雄に憧れており、アレンと行動を共にし、ドベルグや世界の英雄たちの影響を受けている。

　４章、狂戦士★★に転職。

　５章、戦鬼★★★を経て、破壊王★★★★。ドベルグの生き方に影響を受ける。大斧、大盾持ち。名誉男爵。

　６章、火の神フレイヤの使徒になりエクストラモードとなった。武器は神器カグツチ（大斧）。

　７章、武器は修羅王バスクの影響を受けて斧２刀流へ。

　８章、名誉男爵から男爵になる。

・セシル＝グランヴェル（才能：魔導王★★★★）

　人族。女。グランヴェルの街の出身。グランヴェル家の長女。アレンと同い年。薄紫の髪。吊り目がちの勝気な目。深紅の瞳。アレン相手に組み手レベルが上昇中。パーティーの数少ないツッコミ担当。アレンのゲーマー用語を理解しつつある。エクストラスキル「小隕石」が高威力で優秀。

　４章、大魔導士★★★。

　５章、魔導王★★★★。

　６章、マクリスの聖珠をアレンから貰う。

　９章、「魔法使いの神技」を試しの門で手に入れる。

・キール=フォン=カルネル（才能：聖王★★★★）

　人族。男。カルネル家の嫡男。やせ型で金髪。身長はアレンより少し高い。髪がツンツンしていて目つき悪し。アレンと同い年。お金大好き。俗人的な性格。父はカルネル元子爵。妹はニーナ。

　３章、初登場。廃ゲーマーに加入。

　４章、聖者★★。

　５章、大聖者★★★を経て、聖王★★★★。先代ラターシュ国王との約束を果たし、カルネル男爵家当主。

　６章、教皇見習い就任。

　８章、ラターシュ王国国王からの褒美で父と母の罪を恩赦され釈放してもらう。

・ソフィアローネ（愛称ソフィー）（才能：大精霊使い★★★★）

　ハイエルフ。女。ローゼンヘイムの王女。透き通るような白い肌、銀髪の長い髪に金色の瞳を持つエルフ。アレンのことを召喚獣以外で唯一「アレン様」と呼ぶ。アレンの年齢に３５歳を加えた年齢。

　大とついているが、顕現できるのは精霊。

　３章、精霊王の予言を聞いて、ラターシュ王国の２年生で転向してくる。

　４章、生まれた国ローゼンヘイムの侵攻を受ける。

　５章、精霊魔導士★★を経て、精霊使い★★★となる。

　６章、アレン軍を発案。

・フォルマール（才能：弓王★★★★）

　エルフ。男。ソフィーの護衛。弓使い。モブ。性別が勘違いされるが登場時からずっと男。

　ソフィー以外には関心がない。寡黙だが、ソフィーの描写があるときは大体横にいる。

　ガトルーガと同じ女王家を護衛する家系。

　３章、ソフィーを護衛するため、アレンが２年生の時にラターシュ王国学園にやってくる。

　４章、弓豪★★。

　５章、弓聖★★★を経て、弓王★★★★。

・ペロムス（才能：豪商★★）

　人族。男。開拓村の出身。クレナ村の村長の息子。アレンと同い年。見た目は陰キャ。

　エクストラスキルは天秤。平民。

　２章、正月にフィオナに出会い一目ぼれ。

　３章、商業学校に通う。ペロムス廃課金商会を興す。

　７章、フィオナに２度目の愛の告白。ヘビーユーザー島の市長就任。

　８章、聖魚マクリスの涙を取りに行き、フィオナとの愛の成就を果たした。

　９章、ヘビーユーザー島でフィオナと暮す。

・ロザリナ（才能：歌王★★★★）

　魚人。女。オレンジの髪、オレンジの瞳、煌びやかな薄着の装い。身長はクレナくらいある。アレンと同い年。プライドが高く、世界一の美貌と歌声をもつと自負している。ミネポンタ属州出身。

　※瞳の色は５巻表紙でメルルの瞳の緑と被ったため修正された。

　８章、初登場。歌姫コンテスト優勝。

　９章、アレン軍と活動し、試しの門を挑戦するが、マグマ地帯に断念し、Ｓ級ダンジョンで活動をしていた。

・イグノマス（才能：槍王★★★★）

　マスの魚人。男。歯はけっこうギザギザしている。また１人増えてしまった脳筋キャラ。

　筋肉質で、体長２メートルはある。ヘルミオスと同じ年（アレンの１０歳年上）。

　プロスティア帝国の平民の出で、才能と努力が買われ、近衛騎士団長になる。

　シノロムと共謀して内乱を起こし、皇帝となるが、アレンによって失敗に終わった。

　魔王を倒し、プロスティア帝国女帝ラプソニルとの愛は成就するのか。身分にコンプレックスを持つ（平民コンプ）。

　８章、クーデターを起こし、プロスティア帝国の玉座につく。

　９章、アレン軍と活動し、試しの門を挑戦するが、マグマ地帯に断念し、Ｓ級ダンジョンで活動をしていた。

◎アレンとアレンの仲間達の職業

　アレン　召喚士★★★★★★★★

　クレナ　竜騎帝★★★★★

　セシル　魔導王★★★★

　ドゴラ　破壊王★★★★

　キール　聖王★★★★

　ソフィー　大精霊使い★★★★

　フォルマール　弓王★★★★

　メルル　魔岩王★★★★

　シア　拳王★★★★

　ルーク　呪霊使い★★★

　ペロムス　豪商★★

　ロザリナ　歌王★★★★

　イグノマス　槍王★★★★

◎アレン軍

　アレンが総帥として、獣人、エルフ、ドワーフ、魚人、人族などで構成された８０００人ほどの軍隊。

　本拠地は連合国のある大陸の中央に浮いたヘビーユーザー島（アレン命名）

・アレンは総帥

・ソフィーは軍師

　５大陸同盟との交渉窓口。

・キールは神主

　勇者軍、ガララ軍との調整を行う。

・フォルマールは軍師補佐

・シアは前衛隊の大将軍

・ルークは後衛隊の大将軍

・メルルはゴーレム軍の大将軍

・イグノマスは海軍の大将軍

・クレナは特攻隊長

・ペロムスは市長

・セシルは市長補佐

・ドゴラは使徒

・ロザリナはヘビーユーザー演劇団の団長

○獣人隊２０００人

　９章でゼウ獣王子と交渉し、兵を全て★３つ以上に調整した。

・ルド将軍（才能：槌王★★★★）

　犀の獣人。元獣王親衛隊。シアの幼少期からの世話役。

・ラス隊長（才能：槍聖★★★）

　鹿の獣人。槍聖。エクストラスキル「ブレイブランス」は作者渾身の出来。これが言いたいだけはある。

・カム副隊長（才能：弓王★★★★）

　レッサーパンダの獣人。

・ゴヌ副隊長（才能：霊媒王★★★★）

　ゴリラの獣人。

・セラ副隊長（才能：舞姫★★★★）

　羊の獣人。巫女から転職（ヒーラー）。

○エルフ隊２０００人

・ルキドラール将軍（才能：弓王★★★★）

　ローゼンヘイムの最北の要塞をずっと守ってきた。

　陥落後に、ネストに避難し、アレンたちと出会った。

○ダークエルフ隊１０００人

・ブンゼンバーク将軍（才能：双剣王★★★★）

　ダークエルフの将軍。双剣王はレイピアなど細身の剣を両手で操る。

○ドワーフ隊２００人

・ザウレレ将軍（才能：魔岩王★★★★）

　ピエール感あふれるゴーレム使い。

　バウキス帝国からアレン軍の協力のためにやってきた。

　９９人の魔岩将のドワーフを配下にもつ。

・ララッパ団長（才能：魔技王★★★★）

　バウキス帝国からアレン軍の協力のためにやってきた。

　緑の髪をぱっつんと切りそろえた、おかっぱ頭をしている。

　女王様口調をしており、９９人の魔技師のドワーフの配下をこき使っている。

○魚人隊２０００人、全て星２つで構成。プロスティア帝国で構成されているが、クレビュール王国も兵を出している。

◎ヘビーユーザー島

　元は邪神教の教祖グシャラ＝セルビロースが拠点にしていた空に浮いた島。

　何故浮いているのか、ララッパ団長らが調査中。

・エールの町、エルマール教国からは５０００人が移住

・ムーハの町、ムハリノ砂漠のオアシスの町ルコアックからは２０００人が移住

・カールの町、カルロネア共和国からは５０００人が移住

・クーレの町、クレビュール王国からは３０００人が移住

・勇者軍

　勇者ヘルミオスの率いる部隊

　人数は常に増え続けている。

・ガララ軍

　ガララ提督（魔岩王★★★★）が指揮をする、ゴーレム隊、魔導具使いなどで構成される兵。

・神殿

　島の中央にある山の頂上に神殿があり、その神殿の最上階に火の神フレイヤを祀る火鉢が奉納されている。

・名工ハバラク（伝説の鍛冶職人★★★★★）

　ドワーフ。男。島の中央の山の麓に工房群を作り、アレン軍の武器や防具の手入れをしている。５０代。

　オリハルコンの加工もしている。

　５章、クレナのオリハルコンを加工。世界一番の鍛冶職人★★★★。

・魔法屋カサゴマ（魔法匠★★★★）

　カサゴの魚人。男。クーレの町近くの湖に、自らが経営する魔法屋の職人たちとともに魔法具の加工を手掛ける。聖珠を腕輪に加工するため、アレンが連れてきた。５０代。

　８章、プロスティア帝国の帝都パトランタの一等地で魔法具屋を構えている。

　９章、アレンたちの聖珠（腕輪装備）を作成する。神技「魔法具使いの神技」を手にする。

・自警団

　レイブン団長、リタ副団長、ミルシー副団長とその配下２００人ほどからなる自警団により、島の治安を守っている。

～国単位で紹介～

◎ギアムート帝国

　中央大陸の北部３分の２を占める大帝国。人口は６億程度。

　この世界には４つの大国があり、その一角をなす。

　その他の大国はローゼンヘイム、バウキス帝国、アルバハル獣王国。

　１０００年前、恐怖帝と呼ばれる皇帝が他種族を弾圧し、中央大陸を制覇した。

・レガルファラース５世＝フォン＝ギアムート

　鮮血帝と呼ばれている、ギアムート帝国の現皇帝。５大陸同盟を利用して、世界の覇権を狙っている。ヘルミオスと同い年。３人の兄が全て不慮の死を遂げ、若くして皇帝となった。

・ヘルミオス（才能：英雄王★★★★★★）

　勇者の才能を持つ男。ギアムート帝国出身。水色の髪をした、いつもニコニコした青年。アレンより１０歳年上。勇者から英雄王になった。

・ロゼッタ（才能：怪盗王★★★★）

　ヘルミオスのパーティー「セイクリッド」のメンバーの１人。転職して怪盗王の才能。元怪盗団の頭領。捕まってしまったが、ヘルミオスの仲間になることで解放された。

・グレタ（才能：聖王★★★★）　

　元第一天使を従えるアレンのことを崇拝している。聖王に転職。

・シルビア（才能：剣王★★★★）

　ヘルミオスのパーティーの一員。銀髪のお姉さん。

◎バウキス帝国

　中央大陸の北西に位置する。人口は２億程度。

　元々はバウキス王国であったが、魔王軍の侵攻をダンジョンマスターのディグラグニの力で撃退し、勢力を拡大させてきた。

　メルキア王国や火の神など、ダンジョンマスター以外の神を信仰している国家を吸収しバウキス帝国を築き上げた。

　金満気質な大国で、商売っ気があり、魔導具の力で世界を牛耳ろうとしているらしい。

　巨大なゴーレムとゴーレム使いを大量に使い、これまで魔王軍を上陸させたことはなく海上で撃退している。

　魔技師や魔技工など、魔導具使いの才能が出てくるのも、バウキス帝国のドワーフのみだ。

・ププン＝ヴァン＝バウキス３世　

　バウキス帝国の皇帝。４０代の小太りなおっさんだ。１人称は朕。

・ガララ提督（才能：魔岩王★★★★）

　海賊帽子を被ったガラの悪い格好をしている。バウキス帝国軍の最高幹部。仲間を失い我を失っていたが、アレンと仲間に救われる。

・ヌカカイ外務大臣

　魔力の種（エルフの霊薬）を欲しがった大臣。

・ポポッカ支部長

　冒険者ギルドＳ級ダンジョン支部の支部長。

◎ガルレシア大陸

　中央大陸の南西にある大陸。中央大陸並みに大きい。

　獣人国家が多数あり、鳥人国家などもある。

○アルバハル獣王国

　バウキス帝国の大陸の南の大陸に位置する。中央大陸の南西。人口は３億ほど。

　バウキス帝国、ローゼンヘイムとは違い、大陸全体の３分の２ほどを占めるが、アルバハル以外の獣人国家も無数に存在する。

　獣神ガルムを信仰し、他の神の布教を嫌う。邪神教が布教しに来たので、獣王は獣王女に討伐の試練を与えた。

・ムザ＝ヴァン＝アルバハル

　現獣王。脳筋。５大陸同盟会議のおり、シアとけじめの戦いをする。その後、自らの進退について考えている。

・ベク

　現獣王の長子。獣のような見た目。内乱を起こしたことにより獣王太子の立場を解任された。中央大陸への侵攻を企てている。アルバハル獣王国の内乱を起こした。シノロムの策謀により囚われ、邪神復活の贄となった。グライセン獣王国のギル獣王子と獣王武術大会で戦い自国を守った経歴がある。神域に足を踏み入れた獣。

・ゼウ獣王子　

　脳筋だが、民を思っている。獣人たちに慕われている。Ｓ級ダンジョン攻略の獣王の試練を与えられ攻略した。恐妻家。獣王にならないと妻に殺される身。

・ホバ 槌・ハンマーの十英獣。熊の獣人。将軍。ゼウ獣王子を慕っている。

・ラゾ ハルバート・槍部門の十英獣。犀の獣人。

・セヌ 短剣・双剣部門の十英獣。豹の獣人。

・フイ 回復魔法部門の十英獣。山羊の獣人。

・ラト 攻撃魔法部門の十英獣。鼠の獣人。

・レペ 補助部門の十英獣。キツネの獣人。楽術師。奔放な性格をしている。

・テミ 占い部門の十英獣。リスの獣人。占星術師。

・ウル アレンが助けた獣人。

・サラ アレンが助けた獣人。

　　　　Ｓ級ダンジョンの攻略者としてバウキス帝国に呼ばれている。

〇グライセン獣王国

・ギル　獣のような見た目。獣王ギルがベクと戦い、国境線を広げようとしたが、その夢叶わず命を落とす。

◎ローゼンヘイム

　中央大陸の北東に位置している。人口は１８００万人程度のエルフが住んでいる。

　去年の魔王軍との戦争で３００万人死亡した。未だに復興は果たしていない。

　エルフの国だが、５０００年ほど前、ダークエルフと世界樹で争った歴史がある。

・レノアティール　エルフの女王。見た目は２０代。ソフィーの母親。５００歳。

・シグール　元帥。

・ガトルーガ（才能：大精霊使い★★★★）

　ローゼンヘイム最強の男。家柄上、女王家を守護する立場にある。

〇エルフとダークエルフの歴史

８０００年前　源精霊ファーブル誕生

５０００年前　源精霊ローゼン誕生（ディグラグニ誕生もここ）

３０００年前　始まりの巫女誕生

　　　　　　　竜王マティルドーラと英雄アステルがダークエルフの下に立ち寄る

　　　　　　　竜人１万人、ダークエルフ２０００人で試しの門を挑戦するが失敗する

２０００年前　ダークエルフはファブラーゼへ移動

１５００年前　レーゼル誕生

１２００年前　オルバース誕生

１１５０年前　レーゼル失踪

８００年前　オルバース王就任

５００年前　レノアティール誕生、休戦協定

３００年前　レノアティール女王就任。国交回復

◎連合国

　中央大陸の南東に位置する。中小の国家が入り乱れている。

　人口は２億程度おり、エルマール教国、ダークエルフの国がある。

　盟主は輪番制で交代に行なっており、現在はクレビュール王国が担っている。

〇エルマール教国

　エルメア教を信仰する総本山。元はギアムート帝国にあったが、恐怖帝の難を逃れ、連合国のある大陸で宗教国家を建国した。首都テオメニア。ニールの街。

・ニコライ神官　アレンたちとの交渉窓口。

〇ダークエルフの里ファブラーゼ

・オルバース王　ハイダークエルフ。レーゼルの子供。

〇クレビュール王国

　魚人国家。プロスティア帝国の友好国。

・カルミン王女

　アレンにマクリスの聖珠を渡す。ドレスカレイ公爵との婚姻が進んでいる。

〇カルバルナ王国　連合国の南端の国。クルメイ要塞都市などがある。

〇カルロネア共和国　カルバルナ王国から独立した。首都ミトパイ

◎ラターシュ王国

　中央大陸の南部中央に位置する内陸の国家。人口は２０００万人程度の小国。

　過去にギアムート帝国だった歴史もあり、独立と吸収、属国を繰り返している。

　ギアムート帝国が怖くて、他国との連携に最も力を入れている。

・インブエル＝フォン＝ラターシュ（才能無し）

　ラターシュ王国の国王。年はアレンより２０歳上。前世の海外ドラマで見たようなオールバックに髪をきめたイケメン。王国派の父は政争に負け、国王になれなかった。大貴族の支持を集め、王太子になり、現国王。グランヴェル伯爵とは微妙な立場だ。

・レイラーナ＝フォン＝ラターシュ（才能：斧使い★）

　王女。斧槍使い。トマスと仲がいいらしい。マッシュと同じ年。

・ドベルグ（才能：剣王★★★★）

　王国の英雄。ラターシュ王国の農奴の出身。７０歳くらい。

　ヘルミオスのパーティーに入り、Ｓ級ダンジョンを一緒に攻略した。

　目玉の化け物の呪いで隻眼らしい。転職済み。妻のクラシスを魔王軍に奪われ、並々ならぬ憎悪を抱いている。

〇グランヴェル領

・バトラー＝フォン＝グランヴェル（才能無し）

　グランヴェル家の当主。紫色の髪。鷹のような目つき。アレンの助言とミスリル採掘権の提供により男爵から子爵になった。その後、伯爵となる。アレンを客人にした。

・トマス（才能：楽士★）

　セシルの兄。次期当主。舞踏会でレイラーナ姫と出会う。転職ダンジョンで才能を獲得。

・セバス＝チャン（才能無し）グランヴェル家の執事。

・ゼノフ（才能：剣聖★★★）

　１０年間魔王軍と戦ってきた。転職して剣聖。騎士団長。男爵。背中の傷も完治した。

・リッケル（才能無し）

　アレンがいた頃は従僕長をしていたが、御者。サボり癖は日々進化を遂げている。

〇カルネル男爵領

　先代のカルネル子爵の悪行で一度は王領となり、キールのお陰で男爵領になった。

　カルネル元子爵は移動制限があり、妻と共に領内の発展に努めている。

・ニーナ（才能無し）

　金髪の少女。旧カルネル家。兄キールを慕っている。貴族としてカルネル家に戻る。

〇開拓村（ロダン村）

　アレンの召喚獣が開拓を手伝った。

　大きさはクレナ村の倍。村には大きな川が接しているため、外には水堀もある。

・ロダン（才能無し）

　アレンの父親。アレンより２０歳年上。茶色の髪で、ワイルドな顔立ち。農奴のまとめ役で、ボア狩りの働きから平民になった。現在、レベルを上げて転職を目指してる。開拓村の貢献が高く、国王に士爵にしてもらい、騎士となる。グランヴェル伯爵に仕える形であるが、村長を続ける。

・テレシア（才能無し）

　アレンの母親。アレンより１８歳年上。茶髪、緑の瞳を持つ。

・マッシュ（才能：槍使い★）

　アレンの弟。アレンより３歳年下。茶髪に緑の瞳。槍使いの才能がある。マーダーガルシュという魔獣から名前を付けられた。学園に通い、転職を目指して奮闘中。

・ミュラ（才能：僧侶★）

　アレンの妹。アレンより７歳年下。茶髪に緑の瞳。生まれたときは無かったが精霊神により僧侶の才能を与えられた。ミュラーゼの花という貴重な薬草から名前を付けられた。

・ゲルダ　クレナの父親。ゴリラみたいな容姿と体格。

・リリィ（才能：拳士★）クレナの妹。

・ミチルダ（才能無し）ゲルダの妻。姐さん口調。

◎プロスティア帝国

　海底の大帝国。魚人国家。帝国だけで人口は３億人。属州、属国を従える。帝都パトランタは巨大な水晶花にある。イグノマス、シノロムの内乱により一度は転覆した。アレンの活躍によりプロスティア皇家が返り咲いた。毎年年末頃、水晶の種放出の時期に歌姫コンテストを行う。

・ラプソニル＝ヴァン＝プロスティア（才能なし）

　聖魚マクリスの末裔。半身半魚の姿。美しいピンクの長い髪をしている。女帝。

・ドレスカレイ（才能無し）公爵。カルミン王女との婚姻が進んでいる。

・タイノメ（才能無し）入国管理局局長。

・アジレイ（才能無し）宰相。イグノマスの内乱に賛同した。バスクに殺される。

・カサゴマ（才能：魔法技師★★★）

　帝都パトランタに魔法具の店を構える。アレン軍に加入する。

～そのほか～

◎神など

・創造神エルメア

　この異世界で崇められている。男神。アレンが苦情申告するとたまに対応してくれる。エルメア教会が信仰している。

・法の神アクシリオン　邪神。男神。体を複数に分けられ暗黒世界に飛ばされる。

・豊穣神モルモル　上位神。男神。モルモの実の由来。

・火の神フレイヤ　四大神のうちの１人。女神。火を司る。真っ赤な髪を長く伸ばしている。直情的で敬ってくる者は大事にする。信者が少なかったが、アレンの活動により増えてきた。一人称は「わらわ」。

・大地の神ガイア　四大神のうちの１人。男神。大地を司る。がさつ。

・風の神ニンリル　四大神のうちの１人。男神。風を司る。マイペース。

・水の神アクア　四大神のうちの１人。女神。水を司る。クールビューティー。マクリスと契約し聖魚にした。「邪神討伐レベル１００アップ」はアレンの中で終わっていないクエストの認識。

・魔法の神イシリス　魔法を司る神。女神。魔導具、魔法具も司っている。

　ドベルグの妻クラシス、マクリスの妻ディアドラと合わせて名前を誤認しやすい。

・精霊神ローゼン　モモンガの姿をしたエルフたちの神。男神。精霊を司る。

・精霊王ファーブル　漆黒のイタチの姿をしている。ダークエルフから祀られている。１人称は「あたい」。

・獣神ガルム　上位神。男神。獣王国で信仰されている。力を獣王家に与えている。

・調停神ファルネメス　

　上位神だが力を失い亜神となった。女神。見た目は麒麟で、角が生え、鱗のある馬の姿をしている。女性の声。一人称は私。魔神石を抜かれ、自我を取り戻した。フォルメネスだったが、フォルマールと被っていたため改名した悲しい過去を持つ神。法の神に仕えている。

・第一天使メルス　男。魔王軍の侵攻により上位魔神キュベルに討たれた。現在、アレンの召喚獣をしている。創造神エルメアにこき使われ過ぎたせいで怠惰になってしまった。

・第二天使ルプト　女。メルスがいなくなって第一天使に昇格した。メルスとは双子。

◎聖獣

・ビルディガ虫

・マクリス　魚。魚Ｓの召喚獣になった。

・ルバンカ　獣

・クワトロ　鳥。鳥Ｓの召喚獣になった。

◎ダンジョンマスター

　ディグラグニ　アダマンタイトゴーレムの姿をしている。ノリがいい。多大な信仰をＳ級ダンジョンの拡張、報酬に使っているという。

　メルルが「ディグラグニオン」と叫ぶと、タムタムの外骨格として、タムタムを強化する

。

◎冒険者ギルド

　全世界にある冒険者組織。

　魔獣の調査、討伐を請け負っている。

　本部、統括部、支部、出張所により構成されている。

　本部長、副本部長、統括部長、統括副部長、支部長、副支部長、所長が偉い順。

・マッカラン　本部長。アレンをＳランク冒険者にした。

◎魔王軍（現在生存が分かっている者）

　魔王を頂点に、参謀、大将軍（主に上位魔神）、将軍（魔神）、兵器などの研究部門で構成されている。魔王直属の護衛軍として、六大魔天を有する。

・ゼルディアス　魔王。赤の髪、赤の瞳、長身の引き締まった筋肉質。『暴食』とは。１人称は「余」。態度はデカく魔王感がある。アレンより１００歳年上。邪神の尾を食べ超越者になった。

・キュベル　上位魔神。参謀。原始の魔神。ピエロの格好。お面もしている。元法の神アクシリオンの第一天使「キュプラス」。

・オルドー　六大魔天の将。魔王軍総司令で魔王軍全軍も指揮する。上位魔神。筋肉質でバッキバキ。

・マーラ　六大魔天の１体。上位魔神。魔族系で褐色の肌。魔法の使い手。

・ガンディーラ　六大魔天の１体。上位魔神。大柄。アダマンタイトのボディと巨大な盾を持つ。

・ビルディガ　上位魔神。聖蟲。ドワーフ大陸を任せられている。大将軍。メタリックな輝きの甲虫の姿をしており、見た目も言葉使いも固そう。

・バスク　上位魔神。大剣２刀流。装備がいい元Ｓランク冒険者。２つ名は「修羅王」。ゲヘナバンドと魔剣オヌバを所持。フル装備の加護を持つ。

〇これまでに敗れた主要魔王軍（主要でなければ名前は載らぬ）

・ラモンハモン　

　上位魔神。中央大陸軍を任せられていた。大将軍。シノロムの魔改造を受けた双子のラモンとハモンの姉弟の魔族。最近魔王軍に加入した。手足が４本ずつあり、顔も男と女２つある。マクリスのフリーズキャノンに敗れる。

・レーゼル　魔神。８章で登場。ローゼンヘイム侵攻の将。元ダークエルフ。ルークトッドの祖父。

・リカオロン　魔神。６章で登場。リカント。

・ティマラド　魔神。８章で登場。キュベルの配下。道化の姿。魔王直属がいることを示唆するために用意された。

・グラスター　上位魔族。４章登場。ローゼンヘイム侵攻の際、ラポルカ要塞を任される。

・レドラゴック　上位魔族。８章で登場。ベクに瞬殺される

・ヤゴフ　魔族。４章登場。ハイエナ顔。語尾は「ごふ」キレ芸のグラスターの部下的存在。

・ネフティラ　魔族。４章登場。キレ芸のグラスターの部下的存在。