第6話新婚さんいらっしゃいませ

「今夜もはじまりました、ハヅルの深夜ラジオは、今夜は深夜らしい時間の24時でございます。先ずは、音楽いってみましょう。AIで『みんながみんな英雄』」


「いや~、いい曲でしたね。AIさんとは同郷なんですよね。九州なんです。それはさておき、今夜はハヅル版新婚さんいらっしゃいませのコーナーです。新婚さんと電話が繋がっています。こんばんは、新田さん」

「はいこんばんは。今日は宜しくお願いします」

「新田さんの声からすると、かなりの年齢を重ねてらっしゃるとおもいますが、自己紹介をお願いします」

「新田貞夫60。仕事は老人介護職です。それから、……つ、ツル。はぇ、長崎チャンポン1つ」

「奥さん、出前ではないですよ!」

「新田ツル80。仕事はデイサービス通い」

「ス、スゴイ、カップルですね?」

「はい、デイサービスに通う、ツルに一目惚れしまして。猛烈にアタックしたら、ツルが骨折しましてね。結ばれたんです」

「アタックの意味が分かってないのでは?アタックとタックルの間違いですね」


「ツルさんから見た貞夫さんはどうですか?」

「貞夫ちゃんのチンポは魔物だでぇ~」

「へ、へぇ。良かったですね」

「こらっ、ツル。そんな下品な事を言うな!」

「だって、毎晩、あの魔物を使われとるんだで、本当に話さにゃいかんがや」

「わやだわ。なんか、話がヤバくなりそうなので、終わりましょう」

「貞夫ちゃんのチンポは27センチです、、、」


ツーツーツーツー


「嫌な、話し聴きましたね。最後はこの曲でお別れ。越路吹雪で「ラストダンスは私に」」

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