第2話

ふたりが話していると、バスがバス停に止まる。


バスの中でもふたりは話し続ける。


ありさ「なんか、前からの知り合いみたいな感じだね」

逢沢「なんだろう、いつもなら緊張するのにな」

ありさ「私じゃ緊張しないの?笑」

逢沢「三井さんには緊張しないな」

ありさ「三井さんはやめてよ。ありさって呼んで」

アナウンス「パークヒル前~パークヒル前~」

ありさが止まりますボタンを押す。

ありさ「またどこかで逢えたらいいね」

そう言ってありさはバスを降りる。

逢沢(…もっと話したかったなー)

逢沢は思った。

逢沢「LINE聞いてない!」

バスが再び走りだすその時

逢沢「すみません!降ります!」

逢沢は、バスを駆け下りる。

逢沢「ありさ、ちょっと待って!」

ありさ「どうしたの?」

逢沢「連絡先、あ、LINE教えて!」

ありさ「わかった笑」

ふたりはLINEを交換する。

ありさ「これでLINEで話せるね」

逢沢「ありさは、付き合ってる人とか好きな人いる?」

ありさ「付き合ってる人はいない。でも、好きな人はいる。」

逢沢「そっかー、分かった…」

ありさ「好きな人って、とおるかも知れないじゃん笑」

逢沢「え?」

ありさ「またね!LINEするね。」

逢沢「また。」


つづく

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