ご時世 (2020/7/7)

 気がかりなことがあった。周りからしたら私は少し浮いた生き方をしているので、それをとても気にしていて、しばらく悩んでいたのだが、このご時世のお陰で世界中の人々が今までとは違う生き方を迫られて、あまり自分のことが気にならなくなった。


 ネットとかで調べてみると、このご時世になったことで不安が解消されたという人はかなりいるみたいで、あのウイルスはやはりこの世界を根底から変えてしまいかけているのだなと思った。


 あのウイルスのせいで、大勢が亡くなってしまったが、それでも、あの日々に存在していた固定観念が壊れ始めて、それに縛られていた人々が救われたのも事実なのだ。そういう現実もあるということを、私は記憶の中に留めておきたい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る