第1095話 えびえびしすたーず「そうなの秋なの」

「我が妹よ。本当に秋なのだろうか?」

「お姉ちゃん。とりあえず夏休みの宿題を提出したから秋なんだと思うよ」

「我が妹よ。お姉ちゃんには、体感温度は真夏と何ら変わらないのだが…」

「お姉ちゃん。それでも、日照時間は短くなっているから秋は近づいているよ」

「我が妹よ。お姉ちゃんは思うのだが、体感温度で夏休みの期間を決定するなら、まだ私たちは夏休み期間中でなければ、と思うのだが!!」

「お姉ちゃん。まだ、お嬢様学校は空調完備だから文句を言わないの」

「我が妹よ。お姉ちゃんは文句を言っているわけではない。ただ、事実を言っているだけなのだ!! 暑い時に休むが目的なのなら、まだ私たちは夏休み期間でなければならないのでは!?だと!!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る