第783話 えびえびしすたーず「暖炉」
「我が妹よ。お姉ちゃんは暖炉がある家が欲しい」
「お姉ちゃん。今日も唐突だね」
「我が妹よ。暖炉欲しくない?」
「お姉ちゃん。どうして暖炉が廃れて暖房器具が現代の形に変化したのかを勉強したら暖炉は欲しくならないよ」
「我が妹よ。我が妹のリアリストが頼もしい!」
「お姉ちゃん。暖炉を経験したいなら副会長の家にでも遊びに行ってきたら?」
「我が妹よ。副会長の家の暖炉の前で寝っ転がっていたら」
「お姉ちゃん。暖炉の前で寝っ転がっていたなら?」
「我が妹よ。お姉ちゃんは副会長の妹になっちゃう!」
「お姉ちゃん。お姉ちゃんが副会長の妹になることは無いから大丈夫よ」
「だって我が妹よ。こんなに可愛いお姉ちゃんなら養子に欲しいと誘われるかもしれないじゃない?」
「お姉ちゃん。お姉ちゃんの今の姿見て養子に欲しいと思う人はいないよ」
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