「我が妹よ。お嬢様学校の池にぶくぶくと怪しい音が響いていると噂があるので調査と言う名目で見てみない?」

「お姉ちゃん。それは腐敗した何かから発生しているメタンガスの音だよ」

「我が妹よ。天然ガスが自噴しているのかもしれないぞ!」

「お姉ちゃん。お嬢様学校の周辺含めて天然ガスが自噴したこともガス田があったことも無いから違うよ」

「それもそうね。お嬢様学校の敷地歩いていて『天然ガスの自噴に注意』とかの看板や注意喚起されたことも無いものね」

「お姉ちゃん。だから湖底で腐敗した何かから発生しているメタンガスが湖面に現れてぶくぶくと音を立てているだけだよ」

「我が妹よ。宇宙人がいたのだ……。湖底人がいるのかもしれないぞ!」

「お姉ちゃん。お嬢様学校の池に知的生命体が定住できるほどの食物連鎖も広さも水量もすべてが足りないよ」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい