第544話 えびえびしすたーず「会計はゲームでその6」

「かなり処理が重いゲームですから発熱が大きいのでよく冷やしたいからですよ」

「生徒会長、部屋を冷やしている理由はわかりましたが寒すぎますわ!」

「そうですわね。ゲームのインストールが終わるまでに防寒着を取りに行きましょう」


それから三十分後


「生徒会長。それで防寒着も着てゲーム用アカウントも作って設定も終わってこれからどうしますの?」

「今から一時間ほどで会計が運営しているゲーム内の冒険者ギルドをゲーム内で敵対的買収で買収して強制的に私達と会話しなければいけない状態にしましょう」

「たった一時間でそこまで出来ますの?」

「副会長には昔から話していましたが、私には数字を見るだけで次にどう動くかわかりますから簡単ですよ」

「便利ですわね。何が上がるか下がるか数字見るだけでわかるなんて」

「……肯定的に評価するのは副会長だけですわ。家族からは資本主義の化け物と言われて忌み嫌われていましたから」

「何を言っていますの? わたくしはライバルが強ければ強いほど燃えますのよ!!」

続く!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る