「会計、水平線の向こう側を見つめて何を考えているの?」

「書記ならわかると思うけど、私のゲーマーの腕なら戦艦の主砲を初弾から全弾標的に命中させる自信があるわ」

「会計のゲーマーの腕なら初弾どころか百発使って訓練しても標的にも中らないよ」

「書記、私は下手なのでなくて人工知能の補正を切ってゲームをしているから相対的に下手に見えるだけよ」

「だって、会計と私だとゲームの勝敗なら私の方が勝ってるよ」

「よーしそこまで言うなら生徒会長に頼んで、どっちが戦艦の主砲を標的に当てられるか勝敗を決めよう!」

「書記……。さすがの生徒会長でも、私物の戦艦だからと言って許可しないと思うよ」

「会計、世の中ね。黙っているよりきちんと言わなきゃダメなのよ!」

続く!

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