第346話 えびえびしすたーず「接触」

「コンビニまで可愛いものを買いに来たら、いきなりの夕立で参りましたわ」

「副会長、そうですね。私もコンビニで雨宿りです」

「そうそう。わたくしもですわって……、貴女誰ですの!?」

「母が、いつもお世話になっております」

「……もしかして、えびえび姉の遺伝子情報を持っているという自称えびえび姉の娘さん!?」

「副会長。私が予想したより落ち着いた反応ですね」

「このえびえびしすたーずで鍛えられていますわ!」

「それもそうですね。ギャグ小説でシリアスは似合いませんね」

「それより、ここで何をしていますの?」

「母を遠目で見守っていたりするのです」

「……えびえび姉を?」

「はい。ただの自己満足です」

「その奥床しい美少女の雰囲気は……。絶対にえびえび姉の遺伝子情報を持つというのが信じられないですわ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る